大宮駅周辺の商業施設などで構成される大宮駅RENKETSU祭実行委員会は10/10(日)朝、大宮駅RENKETSU祭の始動企画として大宮駅東西通路において第6回大宮駅東口・西口対抗連結大綱引き大会を開催した。
3年ぶりの実地開催となり、朝早くから多くの歓声が響いた。
大宮駅東口・西口対抗連結大綱引き大会とは
2017年より開催された来た同イベントでは、10/14の鉄道の日前の同駅東西連絡通路で大宮駅東口・西口の商業施設・商店街らが綱を引きあう。
新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年と2021年はツイッターでのハッシュタグ対決であったが、今回は3年ぶりに同地で開催されるに至った。
今年度までの通算成績では東口2勝に対して西口3勝と、西口が優勢。
同イベントを皮切りに、同駅周辺で大宮駅RENKETSU祭が開幕。各商業施設でスタンプラリーや限定イベントなどの企画が予定されている。(10/30まで、詳細はこちら)
開催模様
「多くの利用者に回遊を」
開催に先立ち、JR東日本の緑川清士同駅長が登壇。「今年は鉄道開業150周年かつ東北・上越新幹線開業40周年の節目の年、鉄道の街大宮を多くの人に回遊してもらえれば」と挨拶した。
同委員会を構成するアルシェ(大宮区桜木町)の中島祥雄社長も、「一同力を合わせて駅周辺を盛り上げられれば」と挨拶した。
このほか、来賓として参列した清水勇人さいたま市長も「駅周辺の店舗がライバルではなく一体でまちおこしを推進してくれれば」と述べた。
西口優位か東口巻き返すか
3本勝負で2本先取で勝利となる同イベントには同駅東西の各商業施設や商店街などの関係者が引き手を担う。東口からは大宮アルディージャや大宮高島屋や今年開業した大宮門街、西口からはゴールドジムなどアルシェやそごう大宮店の店舗スタッフらが参加した。
加えて鉄道の安全を祈願する康申神社(大宮区桜木町)の神輿隊や、同駅マスコットのまめおくんなどゆるキャラも参加。会場を盛り上げた。
大宮東口商店街連絡協議会の栗原俊明会長と大宮西口商店街連絡協議会井原昌浩会長による選手宣誓の後に、熱戦の火ぶたが切って落とされた。
2本とも西口が取り、またしても西口が勝利。東口では大宮アルディージャ、西口ではゴールドジムとスポーツに長けた参加者を前列に配置したが、力自慢の引き手を配置した西口に軍配が上がった結果となった。
「思ったより関心ある」
西口が4度目の優勝を飾る結果となったが、「体力的に上回ることができたのが勝因だったのでは」と大宮西口商店街連絡協議会の井原会長。
新型コロナウイルスの蔓延下ではあるものの、「思ったよりも人々の関心がある」と同イベントに対する手応えを感じている。
外国人の観光再開など人々が来街する機運が高まっているが、同会としても来年夏の夏まつりやスパークカーニバル開催に向けて動いており、今後の地域活性化に息巻く。
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