これから公開予定の作品

最後にこれから公開を控えている、埼玉が舞台の映画作品をご紹介いたします。

漫画誕生(年内公開)

年内に公開が予定されているのが、さいたま市を主な舞台とする「漫画誕生」です。

日本初の職業漫画家として知られる北沢楽天(1876~1955)。生まれは東京・駿河台ですが、代々大宮の名門であった北沢家の出身で大宮にも居を構えていました。

楽天の家の跡にはさいたま市立漫画会館が建っていますが、そんな楽天の知られざる半生を描いた同作は大宮や岩槻と現在のさいたま市内が舞台の一つになっていて実際にロケも行われています。

大木萠監督がメガホンを取る同作で楽天役を務めるのはイッセー尾形さん。他に篠原ともえさんなども主演されています。

埼玉、それも大宮が舞台の一つになっているということで公開が待ち遠しい作品です。

車線変更ーキューポラを見上げて(来冬以降予定)

(画像は埼玉新聞より)

そして早ければ来冬に公開される見込みの映画が、こちらも川口市を舞台とした「車線変更ーキューポラを見上げて」です。

「教師びんびん物語」「GTO」などで演出を務めた赤羽博監督がメガホンを取る同作。

1964年の東京オリンピックの聖火台を作った川口の鋳物職人の父と母を持つオートレーサーの主人公ですが、練習での接触事故で右足に障害を負ってしまいます。挫折感に苛まれ苦悩の時間を過ごしながらも、多くの出会いを経て、最終的には障がい者用自転車競技で2020年東京パラリンピック出場を目指す姿を描いています。

主人公役を演じるのは若手俳優の平田雄也さんで、父親役に村上弘明さん、母親役には岡江久美子さんが抜擢されています。

 

以上2回にわたって埼玉が舞台の実写映画をご紹介してまいりました。

多くの映画作品の舞台になっている埼玉県。その土地の歴史や風俗を表した作品も多いです。

翔んで埼玉はもちろんですが、映画の中の埼玉にも触れてみませんか。

 

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