毎年11月の第1土曜日はFP(ファイナンシャル・プランナー)の日とされています。
これに合わせて、日本FP協会埼玉支部主催の埼玉FPフォーラム2019が11/4(月)に大宮ソニックシティで開催されました。
考えよう、お金のこと
ソニックシティの地下展示場を使用して開催された同イベント。
会場では小学生を対象にしたおこづかいゲームをはじめ、お金に関するセミナーや個別相談会の3つの企画が実施されました。
親子で体験!おこづかいゲーム
まずは第2展示場で開催された、小学生以下の親子を対象としたおこづかいゲームの模様です。
約20組の親子が参加しました。
いくつかのテーブルに分かれ、すごろくを模したゲームを通じて計画的にお金を使うことの大切さを学びます。
実際にコマを進めるごとにおこづかい帳に残高を計算して書き込むため、参加しているお子様の表情は真剣そのものです。
この他にも会場では実生活で使えるおこづかい帳も配布されました。
立ち止まって考えたいセミナー
「家族で考える相続の基本」や「子育て世代の家計と教育資金の備えかた」とFP講師によるお金をテーマにしたセミナーも開催されました。
このうち「あなたは、購入派?賃貸派?〜これからの住まいをどうするか〜」というテーマの回では、持ち家と賃貸の場合のメリット・デメリットや所要費用を比較した上でどちらが参加者の方々にとって都合のいいか考えるきっかけを提供していました。
購入の場合は維持管理のために目に見えない様々な支出も多いものの、賃貸であっても老後も家賃を払って住まいを確保しなければならない不安もあります。そのため、自身のライフプランを踏まえた生涯の予想収支を把握し不足する場合は必要な資金を早めに確保することが大切と説きました。
その上で購入してもそれが「終の棲家」になるとは限らないため金銭面の損得だけでなく家族構成や自身のライフスタイルを考慮に入れることや、価格が手ごろで場所の融通も利く中古住宅の利用も検討すべきといった説明もありました。
FPに直接話そう 個別相談会
そして我々消費者にとって関心のあることや不安に感じていることを気軽に相談できる場所として、同会に所属するFPによる個別相談会も行われました。
人生の二大支出とも称される教育費や住宅ローンをはじめ、家計管理の仕方や老後の生活設計や年金の知識、相続に関する質問など各相談者の方々が抱える悩みや疑問についてFPの皆様に打ち明けらていました。
FPの皆様の丁寧な回答や説明により、相談者の皆様の表情もスッキリしていたのが見て取れます。