住民の繋がりあってこそ 宮代町社協がひとり親世帯にお米配布

宮代町社会福祉協議会が、同町内のひとり親世帯を対象にお米の配布事業に取り組んでいる。

7/31まで希望者を募る。

事業概要

 

今回配布を実施するのは、同町内のひとり親世帯。
希望する者は同社協へ電話にて申し込む。配布準備が整い次第希望者へ連絡が行き、同社協にて配布を実施する。

申し込み締め切りは7/31(金)で、状況によっては途中で締め切る場合もある。

配布されるお米は、同町民をはじめ様々な方面から寄付として寄せられたものだという。

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実施に至った経緯

同社協に実施に至った経緯を聞いた。

まず新型コロナウイルスの影響で、生活に困る者への食糧支援の必要性が増加したことがある。

その上で既に寄付されてあったお米を希望する子育て世帯へ配布したところ、反響が大きくすぐに在庫が無くなったということがあった。

そうしたことからことから、6月発行の広報紙にて食品等の物品の寄付を依頼したところ、篤志家から寄付が集まり100世帯程に配れるほどのお米が集まったという。

しかし再び対象を子育て世帯全体にしてしまうと、またすぐに無くなってしまう可能性がある。そこでまずは、今回の新型コロナウイルスの影響が大きいと考えられるひとり親世帯へ配布を決めたというのが経緯となる。

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実施告知に伴う反応

今月1日より同町広報紙や、同社協のHP・Facebookで広報を開始。
更に情報を届けるべく、保育園や学童等にチラシを置かせてもらったり、次回ひとり親世帯へ通知等を送る際に同封してもらうようにと同町役場にも渡している。

前回の子育て世帯を対象にした配布では、SNSや近所の人の口コミで、申込がすぐに殺到した
一方でひとり親世帯を対象とした今回の配布ではそれほど申し込みは多くないとのことで、その理由は、ひとり親世帯の方がが支援を必要としていない可能性もあるものの近隣住民やママ友等の横の繋がりが希薄な事も考えられると同社協は分析する。

今後しばらく様子を見て、申込が無いようなら対象拡大も検討しているという。

読者へのメッセージ

今回の取り組みで町民同士の繋がり・支え合いの必要性を痛感するとともに、いかに情報を伝えるかが今後の検討課題として挙がっている。

それでも同社協だけでは実現不可能だっただけに、実施に至ったのは町民からの寄付あってこそと同社協は感謝の意を示す。
お米以外にも乾麺や調味料や缶詰等様々な寄付を頂いており、今回に限らずこども食堂等への寄付にも積極的という。

「皆様の思いに応え、地域の支え合いや福祉をさらに増進するべく、これからも町民の皆様とともに、様々な事業や活動、サポートを行っていきたいと思います」と同社協。

お米の申込は同社協(0480-32-8199)まで

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