10日ほどが経過していますが、先日12〜13日かけて接近した台風19号は埼玉県内にも河川の氾濫など大きな被害をもたらしました。
未だ復興への取り組みが県内各地で進んでいる段階ですが、当サイトでもいくつか支援活動を行わせていただきましたので僭越ながらご報告させていただきます。
上尾市での災害ボランティア参加
まずは今週21日、上尾市社会福祉協議会で募集をされている災害ボランティアに参加させていただきました。
土日と祝日の間の平日でしたが、地元上尾市を中心に多方面から20名ほどが参加されました。
詳しい場所は言えませんが、平方地区の荒川沿いにある倉庫に入り込んだ泥のかき出しを5時間ほど行いました。
水を含んだ泥のかき出しはハードな作業でしたが、全て終わった後に土地の方からありがとうと言われるだけで疲れも吹き飛びます。
それにしても一輪車で何度も運ばなければならないほど多量の泥が入り込んだようで、荒川の凄まじさをまざまざと見せつけられたような気がします。
現地の状況
今回ボランティアを行なった平方地区では、台風で水位が増した荒川の水が100mほど離れた場所まで入ってきたといいます。
水が入ってきたところは通行止の看板も出ています。
川の水が入ってきた道をよく見ると、水が運んだ土で汚れています。
道沿いに植えられている生け垣もある高さまで茶色く汚れており、それだけ多くの水が川から溢れ出たのが見て取れます。
川の近くにあるうどん屋の川岸屋さんも浸水の被害に遭い、ボランティアの方が復旧にあたっていました。お店の前の自販機もすっかり汚れてしまっています。周囲には建設中の家もあったのですが、やはり浸水被害を受けていました。
荒川の川岸では今回の台風で生じたと思われる大量の廃棄物が集められるなど、まだまだ平穏な時が戻るのは先のようです。
川越市社会福祉協議会への食料品寄付
即位の礼が行われた22日には、介護施設が浸水の被害に遭うなど大きな被害を受けた川越市の社会福祉協議会に食料品を寄付させていただきました。
今回寄付させていただいたのはカップ麺が5点とレトルトのご飯が8食になります。
避難所への寄付という名目でしたが、協議会への申し出後に市内の避難所が閉鎖になったということで何かしらの形で被災者支援にあてていただければという形での寄付になりました。
川越まつりの直後で片付けにお忙しい中での寄付でしたが、温かく出迎えてくださり本当にありがとうございました。
今後も当サイトは県内で被害を受けた地域への支援を継続して行なってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。