参道清掃で交流 氷川の杜まちづくり協議会が氷川参道落葉清掃

全長約2kmに及び日本一と言われる氷川参道の環境美化に取り組む氷川の杜まちづくり協議会(大宮区吉敷町大宮区役所内、小峯政昭会長)主催の参道落葉清掃が、12/3(土)午前実施された。

参道周辺の地域住民や事業者従業員やその家族らが多数参加、清掃を通じて交流を深めた。

地域住民も企業も参道清掃

12/10の大宮十日市に合わせて毎年開催されている同清掃では、参道の落葉を清掃し利用して快適な参道を目指す。

今回は11/26(土)と12/3の2週間開催される予定だったが、前者は雨で中止。それでも過去最多という140名近い参加があった。地域住民だけでなく参道周辺の事業者の参加も多くあり、12月定例会の会期中ながら地元選出の市県議会議員も参加した。

清掃範囲は一ノ鳥居から中央通りまでの区間で、自動車や歩行者に気をつけながら箒を手に取った参加者が散らばる落葉を丁寧に回収した。

コミュニケーションの場としても

参加した事業者のうちKSK(同区吉敷町)からは約50名が参加。従業員だけでなくその家族も多く参加し、親子一緒に手をとって参道をきれいにしていった。過去の開催でも多く参加しているが「普段は離れているメンバーとも会える」と従業員同士のコミュニケーションの機会の場にもなっている。

不動テトラ(同区吉敷町)からもユニフォームをまとって15名が参加。参加者も年々増加傾向にあるが、渋々ではなく積極的に参加を表明する従業員も多いという。「参道がきれいだと気持ちいい」と思いを懸ける。

企業という枠を超えてコミュニケーションを行ったり協力し合ったりする様子も多く見られた。

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高まる参道への注目

約1時間の落葉清掃で70ℓゴミ袋116袋分の落葉を回収。回収された落葉は埼玉福祉事業協会(西区塚本、髙橋清子理事長)において堆肥として利用される予定だ。

過去最多級の参加人数を集めたことについて、「参道への注目が集まっている」と小峯会長。直線で2kmもある参道は同参道以外に例はない。

今回の清掃だけでなく植栽の手入れなども実施しているが、「市民の広場として保全を行なっていきたい」と今後の活動にも意欲。来年3月には低木植栽も予定する。同会を中心とした活動の甲斐もあってか、参道の木が人や車に当たるということもないという。

「(自らの活動を通じて)参道に対する考えや愛着も変わってくれれば」と小峯会長。

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ギャラリー

 

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