懐かしさに足止める 武蔵野銀行本店で創業70周年記念・大宮歴史写真展開催中

昨年2022年に創業70周年を迎えた武蔵野銀行(さいたま市大宮区桜木町、長堀和正頭取)が、同行本店ビル2階の地域創生スペース「M's SQUARE」において、創業70周年記念の大宮歴史写真展を2/12(日)まで開催している。

創業以来70年にわたる地域からの支援・愛顧への感謝と、郷土愛を込めた企画となっている。

創業の地・大宮がテーマ

創業以来の歩み紹介

同展では、創業以来の同行の歩みとその創業の地である大宮の歴史を写真で振り返っていく。

1952年に同行は創業したが、当時の本店は大宮駅を挟んで反対側となる現在の大宮店(同区宮町)にあった。また、創業に合わせて7つの支店(蕨・川口・狭山・秩父・寄居・熊谷・羽生)も開店している。その後支店も増加していくが、1969年に本店が現在の桜木町に移転。旧本店ビルが建てられている。

1980年代にはATMが稼働し始め、2000年代にはインターネットバンキングも開始している。現在のシンボルマークは2005年に定められた。2016年には千葉銀行とも業務提携を行なっている。

旧本店ビルは築50年近くが経過したが、昨年に新本店ビルが竣工し現在に至る。

懐かしい街並みも

同行の歩みだけでなく、さいたま市デジタルアーカイブスなどから、創業の地である大宮の歴史写真を展示。同行が創業した1950年代から2000年代まで、地域の移り変わりを写真で紹介している。街並みの変遷と発展を示すため、戦前の1934年の「大宮商工並びに名勝案内地図」も復刻展示。

写真展示は新幹線開業前で駅前ものどかな大宮駅周辺からはじまるが、地域人口の増大や新幹線開業に伴う開発に伴い地域には大栄橋などのインフラも建造されてきた。そうした出来事も年代ごとに紹介されている。

「特に1960年代の写真は『懐かしい』と立ち止まる人も多い」と同行地域サポート部。大宮支店など周辺の店舗でも写真を部分的展示も検討しているという。

会場でアンケートに回答した来場者には、展示写真を用いたオリジナルグッズ(缶バッジ・ポストカード・クリアファイル)も贈呈される。

スポンサーリンク

「地域のネットワーク活かして」

昨年は円安が話題となったが、同行においてはその影響はまだ出ていないという。しかし、建設業界では資材価格高騰で納期遅れになっているところもあるようだ。それでもメーカーの間では設備投資に伴う資金需要も根強いという。

71年目となる今年2023年に向けて、長堀頭取は「感動力」と訓示。様々なことを感じて行動していくということで、顧客のニーズを真っ先に察知してすぐに動いていくよう行員に呼びかけた。

様々な金融機関やサービスがある中でも、同行の強みは実店舗のネットワークで市であれば全ての市に支店があり、周辺の町村もカバーできる。「地域のネットワークがあるからこそ、それを活かしていければ」と同部。

スポンサーリンク

イベント紹介

大宮歴史写真展

  • 開催日:2022/12/26(月)〜2023/2/12(日)
  • 開催時間:9:00〜17:00
  • 開催場所:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-8 武蔵野銀行本店ビル2階 地域創生スペース「M's SQUARE」

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事