
もう1ヶ月もしないうちに2020年となりますが、東京オリンピック・パラリンピックをはじめ岩槻人形博物館の開館などが予定されている来年。
さいたま市では4年に1回のあるイベントも行われます。
装い新たに芸術の祭典
市内初の国際芸術祭
日本中がロンドンオリンピックに沸いた2016年秋、さいたま市内であるイベントが開催されました。
それがさいたまトリエンナーレ2016。
「文化芸術都市さいたま市」の創造に向けた象徴的・中核的な事業として、市として初めて取り組んだ国際芸術祭。
「未来の発見!」をコンセプトに、芹沢高志氏のディレクションのもと国内外で活躍するアーティストが市内各地で展示やパフォーマンスなどを開催しました。
もちろんそれだけでなく、市民参加型のワークショップや連携企画なども開催された同イベント。
79日の期間で約36万人を動員し盛大に幕を閉じ、4年後となる次回開催が待たれておりました。
花の季節の芸術祭
そして4年後となる2020年、同イベントはさいたま国際芸術祭2020とその名を新たに開催されることとなりました。
映画監督の遠山昇司氏がディレクションを務める同イベントの開催テーマは、ロゴにもあしらわれている「花/flower」。開催時期も3月中旬〜5月中旬と花が咲き新緑が芽吹く時期に変更となりましたが、そのような時期だからこそ各アーティストが展開する様々な花の表現はさいたま市の新たな風景となることでしょう。
個別のプロジェクトの足し算ではない総合的な芸術の場として、既存のジャンルに捉われない領域横断的な作品とプロジェクトを国内外のアーティストと共に展開するとともに、多様な感性が交わり生まれる市民参加の「ART Sightama」を目指していくとしています。
開催概要
- 開催期間:2020/3/14(土)〜5/17(日)
- 開催場所:市内各所(旧大宮区役所、旧大宮図書館、大宮盆栽美術館、鉄道博物館、彩の国さいたま芸術劇場、埼玉県立近代美術館、うらわ美術館、さいたま市文化センター、岩槻人形博物館など)
開催100日前イベントを開催!
同イベントの開催までいよいよ100日を切りました。
これを記念して、開催100日前イベントが旧大宮市役所で開催されることになりました!
一足先に芸術祭を体験
当日は遠山ディレクターによる参加アーティストの発表をはじめ、テーマや各プロジェクトについても紹介がなされます。
その後、参加アーティストによるトークショーやパフォーマンスステージにワークショップと来年の同イベントを先取りできますよ。
旧区役所がキャンバスに!?
またこれにあたり、会場となる旧大宮区役所に描かれた壁画のライトアップ点灯式を実施します。
庁舎に巨大な壁画が登場し夜の大宮に浮かび上がるということで、どのような壁画なのか楽しみです。
ちなみに惜しまれつつも新庁舎に移転した同所も、来年の本開催では会場の一つになりますよ。
この他共にイベントを盛り上げるサポーターの募集や前売りチケットの販売、NPO法人クッキープロジェクトによるクッキーのプレゼントなども予定されています。
イベント紹介
◇さいたま国際芸術祭2020開催100日前イベント
- 開催日時:2019/12/10(火) 16:00〜20:00
- 開催場所:埼玉県さいたま市大宮区大門町3-1 旧大宮区役所エントランス
タイムテーブル
15:30 開場
16:00 オープニング
16:02 全参加アーティストの発表&テーマと各プロジェクト紹介
16:20 アーティストトーク【高木正勝】、PRショートムービー上映
16:45 アーティストトーク(12/10発表アーティスト登壇予定)
17:10 ステージパフォーマンス【上野雄次】
17:35 さいたまスタディーズⅡ サーキュレーションさいたま紹介
17:55 ステージパフォーマンス【DamaDamTal】
18:15 旧大宮区役所壁画ライトアップ
18:30 ステージパフォーマンス【快快(FAIFAI)】
18:50 市民プロジェクト紹介
19:10 ステージパフォーマンス【DamaDamTal】
19:25 PRショートムービー上映
19:30 ステージパフォーマンス【快快(FAIFAI)】
19:50 記念撮影【快快(FAIFAI)と来場者一緒に撮影】
20:00 閉会
※スケジュールは、都合により変更になる可能性があります。