さいたま市内保育園の保護者会が加盟するさいたま市保育園保護者連絡会は、7/7に市に向けた要望書の草案づくり会議をオンライン会議ツールZoom上で開催する。
保育園を良くしていくというテーマの元、実際に保育園を利用する保護者はもちろん、現場で働く保育士などし幅広い立場からの意見を求める。
さいたま市保育園保護者連絡会について
市内保育園の保護者などから構成される同会。
交流会・勉強会の開催を通じて、保育園に安心して子どもを預けられ保育をしやすい地域を目指す。
加えて、保護者目線から市に保育園の改善を求める要望書を定期的に提出。保育園の増設や保育士の待遇改善などを柱にしながらも、公立園での主食の提供や使用済みオムツの持ち帰りの廃止といった具体的な要望も含め繰り返し実施している。
要望書草案づくり会議について
実施の背景
同会としても活動をしている一方、市内保育園の多数には保護者会がない。もし保護者会があっ多としても同会には参加していないケースの方が多い。
保育園のことを皆で考えられる「場」へのアクセス経路が少なくなっている昨今、これだけ保育園に関わる人々が増えている一方で数少ない加盟園との関わりだけでは意見を十分に集められていると思うことが困難になってきている。
同会の総意を形成するために、同会議の実施に至った。
会議概要
要望書づくりにあたり保護者や保育士など、こどもたちのために保育園を良くしなければと考える人々の気づきや困りごとやアイデアを集めてみたいという思いから、7/7の実施を第1回として同会議は実施される。
こどもを育てる保護者はもちろん、市内保育園に勤務する保育士やそれ以外の立場だからこそ見える保育園の課題も存在する。そのような課題や保育園に関する意見を求める。
「保育園の利用者中の方でも、かつて利用した方でも、これから利用しようとお考えの方でもいいのです」と同会。
実施概要
- 開催日時:2021/7/7(水) 19:00〜
- 場所:オンライン会議ツールZoom
- 参加申込方法:専用フォームより申込
地域へのメッセージ
保護者に負担を重ねる押しつけの活動と感じられるからか、昨今では保育園ごとの保護者会が停滞している。
同会としてはコロナ禍で集まることが難しいのは大きな打撃になったが、子育てをする人やそれを現場で支えている人々が一緒に考え意見することは大きな意味を持つ。
これまで保護者会の連絡組織として活動して来た同会も、広く声を集める方法を模索してこれからも継続できる方法を試そうとしている。
「先ず一回目の会議では日常の保育活動に於いてどんな問題があるのか?広い視点から意見を集約し要望書作成に繋げていきます」と同会。