おはようございます。
埼玉県の気になるトピックをご紹介する、日々是埼玉のお時間でございます。
本日ご紹介するトピックは、またしてもこちら!
徳栄に続いて、浦和学院いよいよ初戦!
逆転で勝ち抜けた花咲徳栄
先日8/8にもご紹介しましたが、夏の甲子園がいよいよ始まりました。
100回の記念大会となる今大会は、我が埼玉県からは北埼玉と南埼玉で2校が出場。
そのうち北埼玉代表にして昨年の夏の王者である花咲徳栄は、徳島代表の鳴門高校との初戦で先制されながらも終盤に打線が爆発し、8-5の逆転勝利で横浜高校との第2試合に駒を進めることとなりました。
連覇目指して、頑張ってくれよ!
甲子園に戻ってきた南の横綱
そんなわけで、埼玉県からは2校が出場する今年の夏の甲子園。
本日は徳栄と並んで出場を決めた、この学校の初戦です!
徳栄と並んで埼玉の高校野球を牽引する浦和学院高校です!
春の選抜を制した経験もある名門ですが、南埼玉代表として5年ぶりに夏の甲子園に帰ってくることになりました。
名門の誇りをかけて、頑張ってくれよ!
これも運命なのか?
因縁の初戦が今年も…!?
そんな浦和学院。
本日10:30からの初戦の相手はというと、
宮城代表仙台育英高校です。
実はこの2校、浦学が最後に甲子園に出場した2013年にも初戦で対戦しています。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
浦和学院 | 1 | 0 | 8 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
仙台育英 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1X | 11 |
覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、10−10で迎えた9回裏。
このまま延長戦かと思いきや、後攻の仙台育英が1点を返し10-11のコールド勝ちに。
同年春を制した浦学がまさかの初戦敗退という一幕になってしまいました。
あれから5年、まさか同じ舞台同じカテゴリでこの2校が対戦することになるとは、神様も粋なことをしてくれるものです…。
両チーム監督が試合前に対談
そんな背景をご紹介したところで、昨日の埼玉新聞に浦和学院の森士監督と仙台育英の須江航監督の対談記事が載っていましたので、ご紹介いたします。
第8日の第2試合で対戦する浦和学院の森士監督と仙台育英の須江航監督が対談し、互いの印象や試合への意気込みなどを語った。
―相手校の印象。
森「昨年の甲子園を経験している選手がいる強豪校」
須江「投打にレベルが高く、広角に打てる打者が多い。埼玉県出身として、ファンの一人でもある」
―警戒する選手。
森「田中投手が中心のチーム。個々の強さとチームの一体感もある」
須江「球速のある渡辺投手、ゲームを作れる河北投手など、なかなか打ち崩しにくい。打者は蛭間選手、上野選手、中前選手、矢野選手など」
―理想的な試合展開。
森「ロースコアのゲーム。競った展開から勝機を見つけたい」
須江「とにかく最少失点差で終盤勝負に持ち込みたい」
―初戦への意気込み。
森「久しぶりの甲子園で初出場のような感覚。最高のパフォーマンスを出せれば」
須江「第100回大会に出られる喜びを感じている。宮城県の代表として恥ずかしくない試合をしたい」
(<甲子園>浦和学院・森監督と仙台育英・須江監督、理想の試合展開を語る 警戒する相手選手は 埼玉新聞 2018/8/11)
理想的な試合展開について、浦和学院・森監督はロースコアからの競り上がり、仙台育英・須江監督も最少失点差から終盤に畳み掛けるといったことを語っていました。試合が始まらないとわからないことではありますが、やはり5年前と同じように終盤まで試合がもつれることを意識しているようですね。
相手校の印象についても、須江監督は浦学について投打にレベルが高いと話しており、しばらく甲子園から遠ざかっていた分かなり戦いにくい相手と見ているのでしょうか。
いずれにしても終盤までもつれ込む可能性が高そうではあるので、浦学には早いうちから先手を取って試合を有利に運んでいってほしいものですね。
不祥事から復活した仙台育英
この投稿を書いている時点で両チームの前日練習の模様の記事がなかったのですが、相手校の仙台育英について、ちょっと興味深い記事があったので合わせて共有いたします。
以下、河北新報から。
甲子園球場で開かれている第100回全国高校野球選手権大会で、宮城代表の仙台育英は12日、浦和学院(南埼玉)との初戦を迎える。阿部大夢(ひろむ)主将がチームの精神的な柱となり、6カ月の対外試合禁止処分を乗り越えて夢の舞台に臨む。
〜中略〜
1月に就任した須江航(わたる)監督と部員の懸け橋となった。監督がミーティングで話すことを、阿部主将が自分の言葉に言い換えてもう一度部員に伝える。須江監督は「大夢がいたから全員が物事の本質を理解し、前向きに変わろうとしてくれた」と振り返る。
試合ができなかった半年間は「自分たちと向き合う時間になった」と阿部主将。無駄にすることはなかった。「一戦一戦しっかり戦えば、おのずと結果はついてくる」。初戦を前に、思いを新たにしている。
(<甲子園>仙台育英、対外試合禁止経てあす夢舞台へ 「俺がいるから大丈夫」阿部主将が柱に 河北新報 2018/8/11)
こちらも大きな話題となりましたが、昨年12月に同校の野球部で飲酒・喫煙問題が発覚。
そこから半年間対外試合が禁止されていた同校。
ですが、阿部主将が中心となって自分たちとよくよく向き合い、試合感覚が鈍りつつある中でも見事に宮城大会は優勝。無事甲子園の舞台に戻ってくることができました。
相手チームのことではありますけど、このようなドラマが背景にあるというだけでも感慨深いものがありますね。
さあ、そんな浦和学院と仙台育英の1回戦はこの後10:30にプレイボール。
徳栄に負けず、頑張れ浦学!