令和時代の神社 武蔵野坐令和神社

教会のような神社

同施設には神社も設けられた。

その名も武蔵野坐令和神社といい、新元号の令和の考案者となる中西進氏が直々に名付けた。

地域に住む人々が自由に散策できる場所として設けられた同神社。クールジャパンを発信する施設で神社とは、これまで日本らしいといったところか。

社殿へとつながる参道に立つ鳥居がまた奥ゆかしい。

隈研吾氏がデザインした社殿は、左右が非対称の大きな屋根で伝統的な神社建築と同じく流造を採用。通常は長い屋根側の先端から入るが、あえて妻面から入る方式を採用した。

社殿内部には高い天井のスリットから光が差し込み、教会のようなイメージも併せ持つ。加えて、天野喜孝氏による鳳凰図が内部天井全面に描かれている。

緑と調和する鳥居

本来前面となる長い屋根側の先端側には同神社のシンボルとなる大鳥居を配備。

鉄製のこの鳥居はツタ植物が絡められており、時間の流れとともにこの植物が鳥居全体を覆い尽くそうという意図がある。

鉄製のスタイリッシュな鳥居に緑との調和、これが令和時代の神社といえるのかもしれない。

アニメの聖地としても

ところで同社、一般社団法人アニメツーリズム協会が選定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の一番礼所としても登録されている。

参道には全国各地のアニメ聖地の幟が立つ。

ちなみに埼玉県の場合は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の秩父市や「らき☆すた」の久喜市、「神様はじめました」の川越市などが該当している。

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スポット紹介

ところざわサクラタウン・武蔵野坐令和神社

  • 住所:埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3
  • 備考:角川食堂は平日8:30〜17:00営業

つづく

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