
お世話になっております。
1日間が空きましたが、埼玉随一のネタスポット吉見町の紹介の最終回になります。
…サッカー以外のネタは読みたくないかもしれませんけど、悪いことは言わないから読んでいってよ、お願いだから。
吉見の中の小京都
八丁湖のすぐ近く
さて、日も暮れようとしているし、早いうちに自転車を返して大宮へ帰らないとな。
ん?吉見観音?
どうやらこの八丁湖の近くにあるようだ。行ってみるか。
そうして、八丁湖から近い吉見観音を目指して自転車をこいだのですが…
上り坂がキツイ!これは電動じゃないと、なかなか厳しいかも。
京都のような三重塔
まるで京都に来たみたいだな。
正式名称は安楽寺というお寺なんだそうです。
作ったのはアレに関わった人
お寺の始まりは、今から約1200年前、行基菩薩がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に納めたことが始まりとされています。
日本史を学習されている方ならピンとくるかもしれませんが、行基ってあの奈良の大仏の開眼供養会を行った人ですよ!
その後延暦年間の奥州征伐の際に、この地に立寄った坂上田村麻呂によって領内の総鎮守となり、さらに源範頼の手によって本堂や三重塔が建立されましたが、北条氏との戦いですべて消失しました。
現在の本堂は、今から約350年前に再建されたものとなっています。
坂東11番目の礼所
四国のお遍路のように、関東にも坂東三十三箇所という観音巡りがあります。
源頼朝によって発案されたようですが、ここ吉見観音はその11番目にも指定されています。
それだけ、お寺としての位置づけは高いということなのでしょうね。
ちなみに県内では、この他に岩槻の慈恩寺や、東松山の正法寺、ときがわの慈光寺が指定されています。
そびえたつ阿吽像
お寺ということで、門の左右には阿吽の像。
これらの像は元禄年間の1702年に建てられたものとされています。
300年たっているのに、いまだに色褪せないですね。
日も暮れてきましたけど、なんかこの光景マッチするぅ!
願いがかなうと大評判!?
もっと早く知っていれば…
江戸時代に再建された本堂は、禅宗様に和様を交え、華麗な色彩文様と江戸時代前期の様式を併せ持つとのことです。
「よろず願い事が叶うお寺」
ママママママママママママママ、マジかあああああああああああ!!!!!
なんだよー、もっと早く行っていれば、百穴温泉が復活して女子大生に囲まれますようにJ2降格しませんようにだとかいろいろお願い事ができたのにぃ…。
願い事がかなうということで、特に安産を祈願するよだれかけが多くかかっていましたね。
いつか、俺もこんなのを書けたらいいんだけど、厳しいかな…。
必死の頼み
5円玉がなかったので10円玉ですが、お賽銭を用意して、
アクセスが増えますように。
お金持ちになれますように。
土屋太鳳似の嫁さんができますように。
そしてなにより、大宮アルディージャがJ1へ復帰して、タイトルをバンバン獲りますように!!!!
無事J1復帰を決めてタイトルをバンバン獲るようになったら、それは俺のおかげだと思ってください。
はーっはっはっはっはっはっはっは。
シンボルの三重塔
この重厚感のある屋根、重厚ながらも静かな佇まい。
見る者を魅了させますね。
高さは約24.3mで、一番下の段が高さに比較して非常に大きくなっているのが特徴です。
特にこの時代の様式を表した建造物として、県の指定建造物にも指定されています。
駆け足ではありましたが、以上が吉見観音のご紹介でした。
願いがかなうと評判ですので、ぜひかなえたい願いがある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
スポット紹介
- 住所:埼玉県比企郡吉見町御所374
- 電話:0493-54-2898
- 受付時間(納経):【夏(4月〜10月)】8:00〜17:00,【冬(11月〜3月)】9:00〜16:00
さらばネタ多き町よ
そうして、フレンドシップハイツよしみで自転車を返却し、
100円ので乗ることができる町の巡回バスに乗車。
昼食を食べた道の駅いちごの里よしみで下車し、鴻巣駅に向かうバスに乗り換えます。
本当は、行きもこの逆のルートで行く予定だったんだけどね…。
川幅が日本一だったり、吉見百穴があったり、その周りもなかなかアレなスポットがあったり、いちご狩りができたりと、とにかくネタには事欠かない町でした。
一日じゃとても巡りきれないボリュームですよ。
さあ、終点の鴻巣駅に着いたし、ここから高崎線で大宮へ帰ろう!
この手のネタを展開しているとどうしてもアクセス数が落ちてしまいがちですが、なんとか一人でも多くの方に埼玉の魅力を発信していければと思います。
だから、みんなついてきてよおおおぉぉぉ…。
さて、来月はどこに行こうか。
おわり