神々も喜ぶ快晴で 第35回与野七福神仮装パレードが開催

正月三が日最終日となった昨日1/3、与野本町周辺で第35回与野七福神仮装パレードが開催された。

(主催:同実行委員会・与野七福神奉賛会、後援:中央区役所・さいたま商工会議所・さいたま観光国際協会)

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与野七福神とは?

与野地域の神々を巡る

川越や草加など県内各地では、幸福をもたらす7の神々を祀る寺社を巡る七福神めぐりが行われている。

そしてこの与野七福神巡りは、JR埼京線北与野駅及び与野本町駅周辺の以下7の寺社を巡るものだ。※カッコ内は祀る神

  • 上町氷川神社(福禄寿):埼玉県さいたま市中央区本町東6-7
  • 一山神社(恵比須神):埼玉県さいたま市中央区本町東4-10-14
  • 天祖神社(寿老神):埼玉県さいたま市中央区本町西1-14
  • 御嶽社(弁財天):埼玉県さいたま市中央区本町西2-5
  • 円乗院(大黒天):埼玉県さいたま市本町西1-13-10
  • 円福寺(布袋尊):埼玉県さいたま市中央区上峰4-7-28
  • 鈴谷大堂(毘沙門天):埼玉県さいたま市中央区鈴谷8-4

年間を通じて巡ることはできるが、特に正月三が日の期間中は各寺社で記念印をもらうことができる。例年多くの巡礼客を集めている。

そして三が日最終日となる1/3には、七福神に扮した人々が各寺社を練り歩く仮装パレードが開催されている。

きっかけは埼京線の開通

同行事が始まったのは1985年で、今年で35回目の開催を数える。

旧与野市域のほぼ中央を走る本町通り(県道165号線)は、中世初期から鎌倉街道の宿場町として市場が開設され栄えてきた。ところが明治初めに地域への鉄道敷設に反対して以降、地域は衰退傾向にあった。

しかし転機となったのが35年前の1985年。同地域に国鉄(現JR)埼京線が通ることになり、北与野・与野本町・南与野の3駅が設けられることになった。

それにあたり同地域に新たな観光名所を作ろうと、柏計助氏らを中心とする地域の人々が地域の寺社を巡る与野七福神巡りを企画。同年正月には仮装行列とともに始められたという経緯だ。

以来35年に渡り開催されてきた同行事。正月期間はもちろん、年間を通じて地域の観光資源として定着している。

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神々とともに巡礼へ

北側の氷川社よりスタート

三が日最終日に行われる七福神仮装パレードの現場に密着した。

パレードの起点となったのが、7箇所では最北の上町氷川神社。幸福・身分・寿命を司る福禄寿を祀っている。

古来与野の氏神で扇の宮として信仰されてきた同社。1708年に再建された本殿は市の指定有形文化財にも登録されている。

パレードの前に、地域の人々が扮する七福神たちは同社を参拝するのが習わし。多くの参拝客が見守る中、無事参拝できたようだ。参拝客に向けたカメラセッションもとられる。

いよいよ出発へ


大勢の人々に見とられながら、参拝後に一行は出発。上峰囃子連の皆様のお囃子の元、地元ボーイスカウトの団員たちが説明用のプラカードを携える。

地域の絆が一つのパレードとして表現されていると言っても過言ではないだろう。

恵比寿神祀る一山神社

一行が次に向かったのが、800mほど南下した一山神社。

商売繁盛を司る恵比寿神を祀る同社は、1851年の一山行者没後に御嶽大神を勧請して創立。冬至の日には柚子祭りが行われることでも知られる。

同社神主立ち会いのもと、恵比寿神を筆頭に一行は参拝した。

寿老神祀る天祖神社

続いて一行はさらに南下し、バラの名所としても知られる与野公園へと移動。

同公園東側にある天祖神社を参拝した。長寿を司る寿老神を祀る同社は元は神明神社と称されていたが、明治期に入り周辺が公園になったことで今の名に改称されたということだ。

弁財天祀る御嶽社

そして同公園周辺にある御嶽社にも参拝。

江戸後期に木曽御嶽山講祖一山が開山したとされる同社。境内には聖水として大井戸が湧き出て、地域での水不足や御神酒作りの際には重宝したとされている。そんな祀っているのは学問・芸術・財運を司り唯一の女神である弁財天だ。

同イベントに参加する仮装者は毎年地域内で募集がされているというが、唯一の女神ということもありこの弁財天役は倍率が高くなるということだ。

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