
こんばんは。
遅くなりましたが、昨日アウェイの試合に行って来ましたのでレポートさせていただきます。
アウェイでつかめ!3連勝
首位撃破の勢いそのままに
先日9/15熊谷スポーツ文化公園陸上競技場での町田戦で、1-0の完封勝利を収めた大宮。首位の座にいた町田に、終盤まで耐えて耐えて耐えてからのゴールで白星を掴みました。
2連勝で順位もプレーオフ圏内の6位に食い込み、いよいよ自動昇格、そしてJ2優勝に向けて負けられない戦いとなりました。
首位に勝った勢いそのままに、突き進もう!
平日アウェイに強行参戦
そして、迎えた昨日のヴァンフォーレ甲府戦@山梨中銀スタジアム。
昨年J1で16位だった甲府が、レギュレーションで出場しているリーグ杯を勝ち上がったため、変則日程でこの日に第32節の試合が組まれることになりました。
甲府と対戦するのは開幕戦以来。
ギリギリまで悩みましたが、ちょうどこの日と翌日、すなわち今日と遅めの夏休みをとって行くことにしました。
どうやら試合終了直後にスタジアムを出れば、ギリギリ終電で帰ってこられるようでもあるので…。
アウェイでも、虎視眈々と3連勝を!
隣の県まで3時間半…
想いを馳せる中央線
大宮から甲府まで3時間半ということなので、黙って鈍行列車で参戦です。
一旦湘南新宿ラインに乗って、新宿駅へ。
さらに、新宿からは中央線に乗り換え、終点の高尾を目指します。
ちょうど大学も中央線沿線にあってよく乗っていたのですが、中央線乗ったのなんて大学の卒業式以来。
埼玉方面からだともっぱら西国分寺で武蔵野線と乗り換えでしたが、久々に4年間眺めて来た車窓を眺めると、なかなか込み上げてくるものがありました。
国立は国分寺と立川の間にあるからとか、日本の国立音楽大学は私立とかね。
ぶらり鈍行列車の旅
ここから1時間半ほど電車に乗って甲府を目指します
四方津の斜行エレベーターは、いつ見ても迫力がある。
途中勝沼ぶどう郷駅を超えたあたりから、車窓に広がり出す葡萄畑。
葡萄の産地山梨というだけあり、一面の葡萄畑はなかなか圧巻のものです。
今年で開府500周年
そして大宮から電車に乗ること3時間。ようやく甲府に到着しました。
…一応埼玉と山梨は隣県ではあるけれど、隣の県に行くのにこんなにも長いルートを通らないといけないとは。
改札を出るとこんなボード。甲府って開府から今年で500周年なのか!
記念行事も行われるということで、楽しみですね。
駅を出ようとすると、こんな演出も。
わざわざありがとうございます!
平日アウェイも長蛇の列
お得な往復乗車券
こちらが山梨中銀スタジアムへのシャトルバス乗り場。
ちょうど武田信玄の銅像の前にありますが、すでに大宮サポーターの姿も見かけます。
シャトルバスは片道¥360なのですが、バス停前ではお得な往復乗車券を販売。
片道¥260と、¥100も安くなったものが行きと帰り分付いてきます。
15:30のバスに乗車。いざ、スタジアムへ!
目視で300人以上が参戦
アウェイサポーターの列に並びます。
平日アウェイというのに、目視で300人ほどのサポーターがわざわざスタジアムに駆けつけているようです。
あまりサポーターも来られないかと思ったら、そんなことはなさそうだった。
あまり長くはいられないけど、絶対に勝って帰りたい!
スタジアム内のエトセトラ
さて、試合まで時間があるのでスタジアムの周囲を巡ってみましょうか。
まさかの張り子アルディ
まず気になったのが甲府の後援会ブース。
なんと手作りのマスコット張り子が。それも我らのアルディまで!
こちらは紙粘土でできたもの。いや〜、そっくりだな!
わざわざありがとうございます。
アムラー気分のフォーレちゃん
続けて、甲府のクラブマスコットであるヴァンくんとフォーレちゃんの撮影会。
先日引退した安室奈美恵にリスペクトを払ってなのか、アムラー仕様のフォーレちゃん。
なかなかサマになってるね!
ヴァンくんがなぜか、スケバン仕様ですが…。
こんなところにもありがとう!
そしてスタ飯。今回は「ヴァンくん焼き」の看板が目立つこちらのお店をチョイス。
わざわざこんなものも作ってくださったので、自然とこちらをチョイスしてしまいました。本当にありがとうございます。
みそおでんと、富士桜豚のお好み焼きを購入しました。
どれも美味しかったなぁ。
旗持っていざ武甲決戦!
茨田選手の手痛い出場停止
2018明治安田生命J2リーグ第32節・ヴァンフォーレ甲府戦の登録メンバーです!
本日も熱い応援をよろしくお願いします!https://t.co/k4fjEUJ6h2#ardija #大宮アルディージャ #ONE #Jリーグ #甲府_大宮 pic.twitter.com/EoKUAqJ1d2— 大宮アルディージャ 公式 (@Ardija_Official) 2018年9月19日
キックオフ2時間前にスタメン発表。
大山選手が出場停止から帰ってきたものの、今度は前節累積4枚目の警告を受けた茨田選手が出場停止。
それゆえ、右SHは引き続きバブンスキー選手が務めます。
最終ラインのDF畑尾選手は、古巣との対戦になります。
今節も開催・旗振り大作戦
— み〜て大宮ーサイタマ、ツナガル (@miteomiya) 2018年9月19日
こちらは選手バス到着の様子。
前節に引き続き今節も旗振り大作戦が敢行され、旗を振って選手たちを出迎えます。
撮影していたので旗を振ってはいませんでしたが、ちゃんと旗持ってきましたよ〜!
このあとアップが始まったのですが、なぜかフィールドプレイヤーは試合開始30分前とかなりギリギリにアップを始めていました。
とはいえ、平日アウェイというのに、ビジタースタンドはほとんど埋まっていた中銀スタジアム。
多くのサポーターが甲府まで駆けつけてくれた、あとは勝利だ!
なかなか相手を崩せない前半
そして定刻19:04に試合はキックオフ。
勝利を頼む!
序盤は押しつ押されつの展開で大宮も攻め込みますが、甲府特有の引き気味の最終ラインをなかなか崩せず、シュートコースまで持っていけません。
前回対戦時と異なり甲府も監督交代(吉田達磨氏→上野展裕氏)を行いましたが、上野監督も上位との大宮相手ということで、最終ラインをしっかり固めるよう徹底していたのでしょう。
逆に甲府に攻め込まれるシーンも多々あったのですが、幸いいずれもゴールには至りませんでした。
シュート数でも圧倒的に後れを取った前半は、0-0で終了しました。
クリアミスで痛恨の失点…
そして勝負の45分がスタート。とにかく積極的にシュートを打っていって先手を取らねば。
ですが、後半もなかなか甲府の牙城を崩せない大宮。
何本か惜しいシュートも放つようにはなってきているのですが、ゴールを外れて得点には至らず、逆にカウンターから相手にシュートを打たれる展開が続きます。
見かねた大宮も選手交代へ。67分バブンスキー選手に代えて嶋田選手を投入し、前線へのボールの供給の強化を狙います。
ですが、残念ながら直後の69分に失点。
駆け上がった甲府・佐藤選手のシュートを河本選手がクリアしようとしますが、当たりどころが悪くオウンゴールのような形でそのままゴールインしてしまい、先制されてしまいます。
選手交代で反撃へ
これを受けて大宮も動きます。70分には富山選手に代えて清水選手を投入し、反撃を試みます。
1点がほしい大宮もお尻に火がついたごとく怒涛の反撃。
しかしなかなか得点には至らず、81分には右からのコーナーキックを、ゴール前の清水選手が足で合わせ決まったかのように見えましたが、ゴール右に外れるシーンもありました。
この他セットプレーなどで反撃を試みますが、ゴール枠を外れたり相手GKにキャッチされるなどして、時間ばかりが過ぎていく試合終盤でした。
う〜む…。
痛恨の失点で3連勝を逃す
0-1の手痛い敗戦
結局、試合はこのまま0-1で終了。
6試合ぶりの敗戦を喫した大宮は、3連勝とはなりませんでした。
昇格を争うチームとの勝ち点差を縮められるかと思ったが、そうは甘くなかった。
試合終了の笛とともに、甲府駅行きのバスに飛び乗ったので選手たちのゴール裏への挨拶には立ち会っていませんが、中2日でまたアウェイでの試合なので気落ちしないでほしいですね…。
遠目からもっと狙って行け!
今回の最大の敗因は、引いた相手を崩せなかったこと
大前選手など得点力の高い選手を擁する大宮相手に、甲府の最終ラインも集中した守備を見せていました。
個の力で臆せず崩していければ理想的なのでしょうが、もっと遠目からシュートを打ってもよかったのではないかとも感じています。
個人的な見解ですが、割と大宮って崩して点取るよりも遠目からシュート打って決まっている印象があるんですよねぇ。
打って入るのは運次第なところもありますが、もっと積極的に打っていいてもよかったのではないかと感じる試合でした。
帰りの電車で感じたこと
そして大急ぎでバスに乗り、なんとか甲府駅21:36発の終電一本前の電車に乗ることができました。
この帰りの電車で某大学のサークルの面々と相席になったのですが、私が着ていたユニフォームを見るなり、「大宮って大前元紀がいるチームですよね」と声をかけられました。
その彼は大前選手以外に大宮と言ったら家長昭博選手(現・川崎)や東慶悟選手(現・FC東京)とも言っていましたが、J2得点ランキング首位にいるように今の大宮を代表する選手と言ったら大前選手。
ここ4試合ほどゴールが奪えていませんが、高校サッカー時代から彼には他の選手にない光るものがあります。
なかなかゴールを奪えていませんが、どうか節目となる20得点目を奪って沸かせてほしい!
個人的な感想ですが…
その後高尾から中央線で西国分寺へ、西国分寺から武蔵野線に乗り込んで南浦和乗り換えで、日付はまたいでしまったもののなんとか大宮に帰ってくることができました。ああ、よかった…。
Twitterにもちょっと書いたのですが、中央線で大学の最寄り駅を通過する時や西国分寺駅で武蔵野線を待っているときに自分以外にも大宮のユニフォームを着た人が多くいるのを見て、敗戦のショック以上にこみ上げてくるものがありました。
先述したように大学時代はこの西国分寺駅で武蔵野線から大学の最寄りがある中央線に乗り換えていたのですが、大学には大宮サポーターはもちろん同じ埼玉県民が少なく、埼玉の話をするだけでバカにされたようなこともありました。
そんな大学時代に感じたことからこのサイトを立ち上げるまでに至ったのですが、そうした大学時代にゆかりのある西国分寺駅にオレンジのユニフォームを着た人がたくさんいる光景を目の当たりにして、少しうれしく感じました。
負けはしたものの、どこか忘れ物を取り返せたような感じで、記憶に残る遠征となりました。
長くなりましたが、以上になります。
それでは!