全てを決めるビクトリーマッチ
両者2マッチとなったので、勝敗を決するビクトリーマッチに入る。11点先取の1ゲーム制だ。
琉球はジュアン選手、T.Tは松平選手を送り込む。
ヴィクトリーマッチ#松平健太
VS
ジュアン選手
1ゲーム勝負です💪💪💪
Gogo 健太‼️#TT彩たま pic.twitter.com/b9I3xIkzay— T.T彩たま (@ttsaitama_jp) February 16, 2020
この一戦で天国か地獄か決まるー多くの人々の思いを乗せて最後の一戦が始まった。
0-1、1-1、3-3と両者譲らず。途中5-4とT.Tがリードをつけこのまま終了かに思われた。
しかし7-6で迎えたタイムアウト後、水を得た魚のようにジュアン選手が一気に畳み掛けた。7-7の同点から7-9、7-10と一気に突き放していく。
まさかの逆転負けでプレーオフならず
ビクトリーマッチは7-11でジュアン選手がマッチを制した。
これで琉球の勝利および2位浮上による逆転のプレーオフ進出が確定し、T.Tは最後の最後で大舞台の切符を手放す結果になってしまった。
両チーム選手・スタッフが握手をし、健闘を称え合う。本当はT.Tに勝利してほしかったが、最後の最後まで果敢に食らいつき見事プレーオフ進出を射止めた琉球には、アウェイチームながら天晴と言わざるを得ない。
夢の完成はここから
久喜駅へのシャトルバスが出るので中座したが、このあと会場ではシーズン最終戦セレモニーが行われ坂本竜介監督が今シーズンの振り返りと来シーズンの巻き返しを誓った。
土壇場で悲願は達成できなかったもの、神選手らは目覚ましい活躍を見せ一時は首位に立ったことも事実である。シーズン後の3/1には浦和美園に選手練習場兼卓球ステーションが完成するなど明るい話題も多い。
夢のプレーオフ、そしてTリーグチャンピオンの座は近い。三度目の正直ではないが、来シーズンの健闘を祈っている。