夜闇を照らす熊手と壁画 大宮十日市&さいたま国際芸術祭 100日前イベントが開催

大晦日まで3週間を切った先日12/10。

大宮では毎年恒例となっている氷川神社大湯祭に合わせた十日市が開催されました。

さらに旧大宮区役所では来年3月に迫ったさいたま国際芸術祭100日前イベントも開催されています。

大きな熊手で商売繁盛!

平日でも大盛況

こちらは同日18:30頃の一宮通りの模様。

火曜日と平日でしたが、交通規制がなされた通りには多くの屋台が出店し帰宅時間帯が重なったこともあり多くの人々が行き交っています。

老若男女問わずたくさんの人々が行き交う通り。

通りのお店の中にはこれを商機と言わんばかりなのか、店頭販売を行うところも多くありました。

こちらの眼鏡店ではホットワインを提供しており、寒空の下通りを歩く人々にウケていました。

千軒の屋台が出店も・・・

通りを抜けていよいよ氷川参道へ。

例年のごとく埼玉県警の車両も出動し交通規制にあたっています。

十日市はもちろん初詣シーズンにも多くの屋台が立ち並びますが、その数は約千軒とも言われています。

このまま初詣シーズンまで出店していた方がいいのではと思うこともありますが、この二日後に浦和の調神社で行われる十二日まちに出店するため翌日には一斉に移動されるそうですよ。

十日市に出店して十二日まちに出てまた氷川神社の初詣と、この時期の屋台はなかなか忙しそうですね。

三本締めが響く境内

多くの人でごった返した参道を抜け、いよいよ氷川神社の境内へと入っていきます。

神社の大湯祭に合わせた酉の市ということで、富を掻き寄せる縁起物の熊手市が展開される境内。

おかめなどのお面やきらびやかな装飾が特徴的な熊手が市の光を反射し、夜闇を明るく照らします。

より多くの富を得るために、前年に買ったものよりも大きいものを買うのがしきたり。

そして熊手商と商談が成立したら商売繁盛を祈願して三本締めを行うのもまたしきたりです。境内のあちこちから、威勢のいい三本締めが聞こえてます。

去年までの熊手は…

そして去年まで使っていた熊手も神社へと納めるのがならわし。

納め所にもたくさんの熊手が納められているのがわかります。

中にはこの1年の商売繁盛に感謝して手を合わせる人の姿もありました。

神社拝殿の模様

そして大湯祭ということで、神社拝殿も賑わいを見せています。

今年1年の無病息災への感謝を示すため、毎年11/30から行われている同祭はこの日が本祭。

米、酒、百味膳などを供え翌11日は御神酒を頂戴します。

これに合わせた祈祷も行われ、初詣ほどではないものの境内も賑わいを見せていました。

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