年に一度のお楽しみ!鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア2018

こんばんは!

さあ、いよいよこの日がやってまいりました。

大宮以外の埼玉シリーズを今回は一時中断して、ご紹介させていただきます。

 

年に一度の車両センター開放日!

朝早くから多くの来場客

先日予告記事を流したところ多くの反響をいただきましたが、本日は年に一度の鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア

ご存知のように、鉄道車両の補修を行う大宮駅北側の大宮総合車両センターの開放を中心に、大宮駅周辺で様々なイベントが行われます。

まずは、メインとなる大宮総合車両センターに向かいます。

朝の9:30開放でしたが、すでに多くの来場客を集めていました。

正門入ってすぐのところには、山形や長野、秋田などJR東日本の管轄支店がブースを出展。

観光や特産物のPRを行なっています。

 

スポンサーリンク

安全輸送の始発点・工場見学

何と言っても車両センター開放の目玉は、実際の工場見学!

普段は入ることができない、工場の内部をじっくりと見学ができます。

これは、車両を支える台車ですね。

車両から取り外して、このように枠と車輪に分けてメンテナンスを行なっています。

こうした作業の積み重ねで、日頃何気なく乗っている鉄道の安全がもたらされているということでしょうか。

 

スポンサーリンク

普段見慣れない車両たち

まさかの小田急

そして、塗装や車内改装など、車両の検査・修繕も同センターの重要な役割の一つ。

関東各地の車両が検査に来る同センターですが、今回は千葉を走る総武線や特急暴走房総ビューエクスプレスといった車両が作業中の車両として展示されていました。

きれいになって、また頑張れよ〜。

そして同センター内にはこんな車両も。まさかまさかの小田急の車両ですよ!

地下鉄千代田線を介して常磐線に乗り入れている小田急線ですが、無線の工事などで、乗り入れに使われる車両がわざわざ同センターに入場することがあるようです。

埼玉に小田急って、なんか斬新〜。

 

車掌体験は1時間待ち

また、工場内では検査中の車両を用いた車掌体験も開催。

今回使われているのは、新潟地域を走る車両です。そんなのまでわざわざ大宮に来るんですね!

車内放送ができるということで、特にお子様に好評なこちらのイベント。

待ち時間が60分と、朝早く来たにも関わらず早くも大人気スポットとなっていました。

さすがに、大きなお友達は遠慮しておきます…。

 

注目の機関車大集合!

そしてこれも恒例、機関車の屋外展示です!

多くの鉄道ファンがカメラを構える、写真映え間違いなしなスポットです。

今回は高崎車両センターからEF64電気機関車と、DD51ディーゼル機関車が出張して来ています。

主に臨時列車や工事列車の牽引に使われる機関車たち。その昔はブルートレインを牽引していたこともあるんだとか。

それを意識して、こんな風にヘッドマークを誇らしげに掲げています。

今にも走り出しそうな構図ですね。

 

芸が細かいJR貨物

大宮総合車両センターを管轄しているのはJR東日本ですが、それに併設してJR貨物が構える大宮車両所も合わせて工場開放を開催。

検査を受ける機関車の様子を間近で見ることができます。

すごいな、わざわざ室内にあるモーターなんかも取り外して作業するんだね。

お、貨物用なのにこの機関車はわざわざヘッドマークを掲げていますね。

それも寝台特急あけぼののやつを!

 

わかる人にはわかるネタ

さらに、JR貨物のスタッフが英知を結集してお送りする鉄道模型も走行。

貨物列車を始め、特急列車などのNゲージ鉄道模型が走り、多くの来場客が足を止めていました。

そんな中で中央線の模型も走っていたのですが、よく見るとグリーン車が挟まっている!

今後グリーン車の運用が始まる予定の中央線ですが、一足お先に模型で走っていました。

2枚ドアまで再現する芸の細かさよ…。

さらにこんな車両も。実際にはない、オール6ドアの山手線です!

それだけドアが多いと、座るスペースがなくなっちゃいそうですね。

この他機関車の運転台公開などが行われ、滅多にないイベントだけにこちらも大盛況でした。

 

社員食堂で鉄道メシ!

もちろんここも開放

さて、いろいろ巡ってお腹が空いてきたなぁ。

車両センター開放ということで、センター内の社員食堂も開放です!

普段は使えない場所で、ランチといきましょう。

食堂自体は3階にありますが、今回提供されていたメニューはこんな感じ。

食堂車を再現したメニューや社員食堂で普段提供されているメニューが提供されています。

 

鉄道員専用のハチクマライス

こちらがその社員食堂。お昼時ということもあって、大混雑ですね!

長蛇の列に並び、ハチクマライスの食券を購入。

ハチクマライスとは、食堂車が連結されていた時代に厨房や乗務員のために作られたまかない飯です。

食堂車の営業時間外に振舞われていたものですが、乗客からも食べたいという声が多かったようですよ。

 

北斗星のピンバッヂつき!

そしてこちらがそのハチクマライス。

ご飯にデミグラスハンバーグやスクランブルエッグが乗ったものとなります。

ハチクマライスには特典として、3年前まで上野~札幌間で走っていた寝台特急北斗星のピンバッヂが付いてきます

もう81も、ブルートレインを引くことはないのだろうか…。

シンプルなメニューではあるのですが、肝心の味もデミグラスハンバーグが乗っていることもあって、風味豊かで美味しいですね!

確か冷凍のハンバーグがあったから、家でも作ってみようかね。

 

食堂下には資料館

なお、食堂がある建物の1階には資料館があり、1894年に操業開始した同センターの歩みを資料とともに振り返ることができます。

さらに、こちらもセンターお手製のHOゲージ・Nゲージ鉄道模型の走行も行われており、後者については体験運転もできるとのことでお子様にも大盛況でした!

大盛況の試乗会!

行列並んで整理券ゲット

そして最後にぜひ行ってみたいと思ったのが試乗会。

今回は、スワローあかぎなど高崎線の特急を中心に使われる651系特急電車が、鉄道博物館付近まで伸びている試運転線を走ります。

毎度参加に必要な整理券をゲットできずに悔し涙を飲んでいる同イベント。

整理券の配布は9:30と11:30の2回行われますが、11:00に並んで整理券を確実にゲットしにいきます。

そして無事に整理券をゲット!

試乗会は何回かにわたって行われ、今回は13:00の回のものをゲットです。

グリーン車は乗れないんだね。

 

普段は乗れない試運転線

そうして13:00前に実際に試運転列車に乗り込みます。

たまに乗るスワローあかぎ。まさかこんなところから乗ることになるとは。

それはそれで新鮮だからいいんですけどね!

そして列車は定刻13:00に出発。列車に向けて多くの方が手を振ってくださっています。

上記の通り鉄道博物館付近まで伸びる試運転線。

普段は見ることのできない光景がそこには広がっています。

この夏にオープンが決まっている鉄道博物館の新館の様子も。

外には以前と同じように、子ども向けのてっぱく広場が設けられるようですね!

 

そうして列車は鉄道博物館の前で元来た場所へと引き返していきます。

10分ほどの小さな旅でした。

 

ミニ列車も出発進行!

そんな試乗会でしたが、会場内では恒例のミニ列車の運行も開催。


例年とは異なってミニ列車は2種類運行され、こちらはその一つのE7系かがやき。

円状の線路を、ぐるっと回ります。

そして、毎年走っているSL列車。こちらは直線の線路を往復します。

しかし、機関車の逆走ってのもなぁ。

さらに、工場内の車両を移動するトラバーサーと呼ばれる機械にも試乗することができました。それに続けて工場内をぐるっと廻るはやぶさ号も。

 

以上、大宮総合車両センターからでした!

気が向いたら、そのほかの場所のことも書こうかな。

 

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事