大宮駅周辺の活性化へ向けた官民共同の会議体・大宮駅周辺地区活性化会議(TEAM大宮)が、20回目となる同駅周辺の清掃活動を5/10(水)に開催した。
5/30の「ゴミゼロの日」も近づく中、街をきれいにしてイベントなどで地域を訪れる人々を歓迎する。
「街中に人戻りつつある」
40を超える企業・団体などが参加する同会議では、駅周辺の環境美化へ向けて定期的に清掃活動を実施。コロナ禍などで中断されたこともあったが、毎回多くの参加者を集め活動を通じて互いに親睦を深めている。
今回の活動実施にあたり、同会議の一員であるJR大宮駅の緑川清士駅長は150名の参加者に感謝を述べた。「駅でもゴールデンウィークに多くの利用があり、街中にも人が戻りつつある」という。5/12・13に武蔵一宮氷川神社で大宮薪能も予定され、同駅でも5/13に鉄道のまち大宮のロゴ発表イベントなどが予定されている。活動を通じてそうして街を訪れる人々が街を楽しんでもらえるようにできればと呼びかけた。
天気晴れ街も晴れやかに
同活動では同駅東西を6ブロックにわけ、参加企業団体ごとに担当ブロックでゴミ拾いを実施。ゴールデンウィークで多くの人出があった中でも比較的ゴミは少なかったようだが、一つ一つ丁寧に拾っていた。
西口の南側を清掃したドコモビジネスソリューションズは「天気も晴れてやりがいがある」と活動に意欲。
大宮南銀座がある東口でもポイ捨てされているタバコの吸い殻は比較的少なかったが、「公共喫煙所を使っている人が増えている」と参加企業の一つのJT。
ホテルメトロポリタン(さいたま市中央区新都心)も今回より新たに参加。「ホテルにもだいぶ利用客が戻ってきている」ということで、さいたまスーパーアリーナでのイベント時に利用する客が戻ってきている。
約30分の活動で汗を流し、記念撮影に興じる参加企業団体もあった。