新型コロナウイルス感染拡大の中、七里の地で営業するイタリアン・パスタハウスさかなのきもちがテイクアウトメニューを展開している。
通常メニューと同じく定評あるこだわりの生パスタ麺を用いており、店舗の味をそのまま家庭や職場などで味わえる。
店舗について
七里駅から徒歩20分ほどの場所に位置する同店。
パスタがメインで、イタリア産の小麦や埼玉県産の卵などを用いて3日かけて店主の松本竜司さんが生地と「会話」しながら捏る自家製の生パスタ麺が特徴だ。他店と異なる方法で生み出されたパスタ生地は、モチモチでコシがありすぎる新食感の味わいと評判だ。
食感を生み出すため太さ・厚さにこだわるだけでなく、オイルやトマト、クリームやナポリタンという4種類のソースに合わせて麺を使い分けている。
ナポリタンも提供し、大宮ナポリタンにも加盟している。
ナポリタンが詰まったメロンパン!?
一般的なパスタメニューだけでなく、毎週日曜日には少し風変わりなメニューが提供される。
それが「ナポリdeメロン」。
大宮ナポリタン加盟を記念して生み出されたという一品で、クッキー生地や中身に生パスタナポリタンを用いたナポリタンだ。
毎週日曜日に¥350で販売しているが、このように「持ち歩けるナポリタン」を提供するのは加盟店の中でも少ないだろう。
お客からの声
大宮という場所にありながら、本場の味が味わえると顧客からの評判も上々な同店。本場イタリアへ旅行したという顧客からもそのように言われると店主。日本風にアレンジされているだけに、本場よりも美味しく感じられるようだ。
あるお客からは「隠れた名店だ」という評価ももらい、店主もうれしさ半分恥ずかしさ半分といったところ。
テイクアウトメニュー紹介
同ウイルス感染拡大の中で店内営業を一時中止した同店。
メニュー展開もテイクアウトに切り替え、家庭で茹でて食べることも考慮してテイクアウト専用の麺も試行錯誤の末に生み出した。
テイクアウトのパスタメニューは以下4種類となる。いずれも価格は¥900(税込)
- リッチな牛すじ赤ワイン煮込みナポリタン
- アサリと小エビのトマトパスタ
- 野菜タップリペペロンチーノ
- クリームチーズパスタ
メニュー裏話
このうち牛すじ赤ワイン煮込みナポリタンは、同店が培ってきたナポリタンの集大成という自信作だ。
また野菜タップリペペロンチーノは、この時期に野菜を食べる機会が少なくなることに着目して、弱火でじっくりと煮込み野菜の旨さを前面に出している。
加えて、クリームチーズパスタは3種類のチーズをクリーム状にして細麺の生パスタにからめ、店内でのチーズクリームとは一線を画す。
そして、中麺の生パスタで作る小エビとアサリのトマトパスタはこの状況で頑張る他の店舗からもインスピレーションを得て生み出したのだという。
受け渡しなどについて
店舗での受け渡しだけでなく、同店の1km四方であれば無料でデリバリーにも対応している。
今後は惣菜やおつまみのテイクアウトも検討しているという。
健康の秘訣・読者へのメッセージ
健康に過ごす秘訣は笑顔が一番と松本さん。
笑う事で免疫力がアップするが、同店のパスタがその役に立てればうれしいということだ。
七里で電柱に隠れたお店ではあるものの、20数年にもわたり多くの人々を虜にしてきた生パスタをぜひ味わってほしいと自信をかける。
店舗紹介
- 住所:埼玉県さいたま市見沼区新堤7-24
- 電話番号:048-628-2723
- 営業時間:11:00~15:30(ラストオーダー15:00)
- 定休日:木曜日