大宮駅周辺のまちづくりについて考えるアーバンデザインセンター大宮が、祝日を除く来月の毎週月曜日にストリートランチプロジェクトを実施する。
さわやかなランチ風景の演出
年一から恒常開催へ
年一回行われる街路沿道利活⽤社会実験「おおみやストリートテラス」など様々な取り組みを行う同機関。
今回の「ストリートランチプロジェクト」は、年に⼀回開催のストリートテラスをランチ時間帯限定で⽇常的に開催し、大宮のさわやかなランチ風景を創っていくプロジェクトだ。
2/3より祝日を除く毎週月曜日11:00〜14:00の時間帯に、氷川緑道西通線沿いの逸見ビル1階を会場として開催する。
恒常的な開催を目指しているというが、2ヶ月程度を試行期間として実施する。
出店するのは、氷川参道で店舗を営むベーグル店「BagelLapin」だ。
出店の仕組み
ケータリングカーなどによるケータリング市場が急速に成長している昨今だが、出店の仕組みを簡単に説明する。
同イベントでは、ビルのオープンスペース等を利活⽤したいオーナーと⼤宮駅周辺で出店したい店舗やケータリングカーといったプレイヤーを、コーディネーターたる同機関がマッチング・調整する。
出店者は売上の10%を出店料として支払う。そのうちの5%はオーナー、残りの5%はまちづくり活動費(おおみやストリートテラス開催費等)へ充てられる。
今後の展望
まずは試行として2ヶ月程度開催予定の同イベントだが、4月頃から複数の出店者や曜日での開催を検討している。場所についても今後複数の場所に展開していければと同機関。
出店者についても、これまでのイベントに参画したことがある店舗をはじめ、初出店の場合でも今後ストリートテラスに何らかの形で参画していいただくことを条件に広く募集している。
今後の出店に興味があるという場合は、同機関への問い合わせを勧める。
参考:おおみやストリートテラス2019の模様
少し前だが、同ビルがある氷川緑道西通線では昨年10/11〜10/26にかけておおみやストリートテラス2019が開催された。
2週間近くにわたって開催された同イベントでは、道路封鎖などの交通規制を行わず通り沿いの駐車場やフリースペースを活用してケータリングやワークショップの出店がなされた。
今回のイベントで出店するBagel lapinも逸見ビル1階に出店していた。
最終日の10/26には1,700人の来場を記録した。
同イベントではそのうちの1ヶ所に定期的な曜日時間帯で開催されるようになるが、大宮駅周辺の再開発の機運がますます高まりを見せる中で一つのロールモデルになるか注目したい。
「ぜひ、毎週月曜日はストリートランチにいらしてください!」と同機関。
イベント紹介
- 開催日:2/3(月)・2/10(月)・2/17(月) ※祝日休
- 開催時間:11:00〜14:00
- 開催場所:埼玉県さいたま市大宮区大門町3丁目88 逸見ビル1階オープンスペース
- 備考:2月から2ヶ月程度試行(今後の日程は発表次第イベントカレンダーなどでもお伝えします)