コロナ禍でも市民イベントを 狭山市紙芝居・大道芸ネットワークがクラウドファンディング

NPO法人紙芝居・大道芸ネットワーク(狭山市笹井、藤村学代表)が、9月に開催を予定している市民イベント「ステージマ~ケットin狭山」に向けて開催資金などを集めるクラウドファンディングを5/31まで実施している。

コロナ禍でイベント自粛など苦境に立たされている中、市民による大道芸イベント事業復活を通じて地域の文化振興などに寄与する。

紙芝居・大道芸ネットワークについて

紙芝居屋ふじまなぶんとして約10年街頭紙芝居を興行してきた藤井代表らにより、昨年設立された同法人。

後述するステージマ~ケットin狭山の開催を契機に、出演する大道芸人やパフォーマーのネットワークとして機能している。

紙芝居・大道芸の進化・普及に努力すると同時に地域社会の福祉と文化と町づくりに寄与することを目的に、同市をはじめ県内各地で興行を行なっている。

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ステージマ~ケットin狭山について

同氏ら市民有志によって2013年に初開催された同イベントは、同市内をはじめ地域で表現活動またはパフォーマンスを行なっている団体または個人が多数出演し日頃の腕を披露する。

これまでに4回開催されてきたが、約50名のパフォーマー・約500名の参加者を動員してきた。

回を重ねるごとに近隣の市町村からの出演者が増え、更にSNSを活用した広報活動により、全国各地からパフォーマーが集まるようになってきた。

前回2019年開催においては、西は熊本県・東は栃木県まで総勢20組のパフォーマーが集結したという。

同イベントを契機に同法人を立ち上げ活動の幅を広げたものの、コロナ禍により昨年の開催は中止となった。

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クラウドファンディングについて

クラウドファンディング概要

コロナ禍により、地域のパフォーマーも活動の場を制限され生活にも大きく影響が発生しているだけでなく、市民の方々が安心して楽しめる場もなくなり心身ともに疲弊が見られる。

そのような中で地域に笑顔をもたらすために、同イベントの復活(9/12開催予定)や次世代への継承へ向けてクラウドファンディグを実施するに至ったという。

「感染予防対策を充分に行い、コロナ禍で中々外出が難しい子供達から高齢者迄に安心して参加して貰える場を作ります」と同法人。

クラウドファンディングはCampfire上で5/31まで実施している。

リターン紹介

支援は¥1,000(別途システム使用料が発生)から行うことができ、リターンも8種類用意している。

パンフレットへの氏名掲載をはじめ、出演パフォーマーの活動資金援助やイベント当日での似顔絵提供や大道芸体験、加えて地産野菜の提供といったものがある。

各リターンとも数量限定。

資金の使途

今回のクラウドファンディングの目標金額は30万円。

そのうち20万円を出演者・スタッフ交通関連費に充て、コロナウイルス感染防止・熱中症対策費に2万円、会場設営費に3万円を充てる。

All-in方式なため、目標金額に満たない場合も計画を実行しリターンを届ける予定。

「市民による大道芸イベント事業復活させ、プロジェクトを成功させたいのと紙芝居・大道芸を次の世代に残していきたいのでご支援、ご協力をお願いします」と同法人。

イベント紹介

◇第5回ステージマ~ケットin狭山

  • 開催予定日時:2021/9/12(日)10:00~17:00
  • 会場:埼玉県狭山市入間川1-4-3 狭山市駅西口市民広場
  • 備考:雨天決行(会場を市民交流センター等に変更して開催)

問い合わせ先

特定非営利活動法人紙芝居・大道芸ネットワーク

  • 住所:埼玉県狭山市笹井1丁目5番13号
  • 電話番号:090-4526-3586
  • メールアドレス:k-d.network@p1.s-cat.ne.jp
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