
こんばんは。
ゴールデンウィークから1週間、だいぶ日常に慣れてきたことかと思いますが、皆様につきましては、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はいつものように大宮のお店紹介になります。
いつも忘れぬおふくろの味
母の日はいかがお過ごしでしたか?
皆さんは、お母様にプレゼントなどされましたでしょうか。
私は残念ながらできなくなってしまいましたが、最後までそれらしいプレゼントをしてあげられなかったことが心残りですね。
1日1分でも母の冥福を祈ることが、母へのせめてもの気持ちになるだろうか…。
あなたのおふくろの味は何ですか?
またまた疑問形になってしまいますが、皆さんにとっておふくろの味ってどんなものでしたか?
私にとっては、ブリ大根でしたね!
たまに圧力鍋で作っていたのですが、一晩鍋を寝かせるとブリのコラーゲンが滲み出て、ゼリー状になるのが楽しかったですね。
で、それをつまむと、うまかったんだなこれが!
もう食べられなくなってしまったけど、機会があったら作ってみようかな。
懐かしの味を日進でも
またまた話は変わるのですが、以前高島屋の裏にある食堂多万里をご紹介しましたね。
昭和の薫り漂う店内で、淑女の皆様が作られる昔懐かしのワンタン麺をいただきましたが、そんな懐かしのおふくろの味に浸ることができるお店が大宮の北、日進にもあります。
それが、三丁目にしや食堂です!
もうすぐで還暦!
住宅地の中の大衆食堂
愛知ではない。
目的地を目指して自転車で進んで行きます。
大宮から一駅ですが、周囲はもっぱら住宅地となっています。
池袋や新宿にも一本で、交通の便も良好なので、不動産的にもオススメの地域ですよ!
すると、左手にすぐ見えてくるのが、目的の三丁目にしや食堂です!
中も外も昭和の食堂!
この佇まい、どうです?
上の正面の画像も含めて、まさに昭和の大衆食堂といった感じではないでしょうか。
三丁目と名前にあるように、それこそ三丁目の夕日に出てくるような。
昔懐かしの引き戸を開けて、中へと入っていきましょう。
ガラガラ。
お昼時ということもあって、お客が多かった分あまり店内の写真は撮れませんでしたが、お店の内部も木の値札が壁にかかり、長テーブルが並ぶ、昔ながらの食堂。
グループにはうれしいお座敷席もあります。
私が入った頃は、近くの配送センターの作業員の皆様が使っていらっしゃいました。
お店はご年配の女性の方々が切り盛り。
年代的にも皆様のお母様と同じくらいではないでしょうかね。
長い歴史を物語るもの
その名の由来は…
また、お店の壁にはこんなものも。
創業当時のお店の写真です。今と全然違う!
お店の創業は1959年で、来年で還暦を迎えます。
そしてお店の名前の由来も書かれています。
お店が位置する北区日進町3丁目は明治の中頃まで西谷村という村だったそうです。
その後1丁目や2丁目が合わさって日進村に、その日進村が大宮市に吸収されてさらにさいたま市の北区になって今に至るという感じですが、この歴史から周囲はにしやという名前にされたということです。
かなり年季が入っているものですが、ずっしりとした佇まいで飾られています。
こういうところにも、歴史を感じますね。
竹に残されたメッセージ
さらにこんなものも。
おいしかったですだったりまた来ますだったりと、皆さん銘々にメッセージを残されています。
観光地に行くと寄せ書きノートなんてのがありますが、竹っていうのはなかなか見ないですね。
今度行ったら、メッセージを残していこうかな。
後世に残したいおふくろの味
レパートリー豊富なランチメニュー
揚げ物を始め、丼や蕎麦と定食ならなんでもござれというラインナップになっております。
どれにするか、悩んでしまう…。
いつまでも悩んでいてもしょうがないので、数あるメニューのうち、チキンカツ定食を注文しました。
お皿いっぱいのチキンカツ
チキンカツが意外と多く、お皿から溢れそうですね!
…すでに一切れ場外に出てしまっているのは、ご愛嬌。
食べやすくちゃんと切ってあるのも、好印象。
ナポリタンはお弁当の味
では、いただきます!
ああ、このナポリタン。
大宮ナポリタンのように具だくさんのがっつりナポリタンじゃないけど、よく家のお弁当に入っているような感じのナポリタンです!
蘇るなぁ、毎朝母が早起きして弁当を作ってくれた学生時代が…。
カリッカリに揚げたチキンカツ
そして、メインのチキンカツを食べていきます。
間違えて醤油をかけてしまったのは、ここだけの話で…。
中のお肉はそこまで厚くはないのですが、その分衣がすごいカリカリしてます!
口の中でサクッサクと心地よい音を奏でるチキンカツです。
幸せ〜。
いつでもあなたを待っています
完食!ごちそうさまでした。
そんなわけで、懐かしい家庭的な感じが満載の三丁目にしや食堂のご紹介でした!
少々駅から距離があるかもしれませんが、これからもお店に来る人を暖かく出迎え、変わらぬおふくろの味でほっこりさせてくれるお店として、いつでもあなたをお待ちしていますよ。
そして、あの竹がたくさんのメッセージで埋め尽くされるくらいに、末長く残って欲しいですね…。
現場からは、以上です!
お店紹介
◇三丁目にしや
- 住所:埼玉県さいたま市北区日進町3-225
- 電話番号:048-663-0780
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00
- 定休日:日曜日(祝日は営業)