会員相互親睦図る さいたま観光国際協会が会員向けセミナー開催

さいたま観光国際協会(さいたま市大宮区桜木町、筑波伸夫会長)は5/21(金)午後、大宮氷川神社呉竹荘において2021年度会員向けセミナーを開催した。

コロナ禍で人と人との距離が広がる中、講演や音楽演奏を通じて会員同士の相互親睦を図った。

会長挨拶

同セミナーには同協会の会員約50名が参加。さいたま観光大使の村田綾さんが司会進行を務めた。

セミナーの冒頭、筑波会長から挨拶があった。

多数の参加に感謝するとともに、蔓延防止措置下でも同セミナーを通じて会員同士で親睦を深めてもらえればとした。

協会の活動についても紹介。5/31まで開催中のさいたま市街歩きスタンプラリーについては、今まで大掛かりなキャンパスイベントが多かった中で2ヶ月の期間で密にならないよう企画し、これまでに1000人を超える利用があったという。
コロナ禍で利用者に合ったイベントの大切さや協会としての活動の危機感を学び、「期間を長く密にならない会員の取り組みが今後も必要」と筑波会長。

大宮の地域振興で始まった大宮薪能も今年で40回を迎え、来年は新幹線開業40周年となる。「当時の人たちが先を考えて生み出した薪能を存続させていくために、多くの市民に知ってもらうのも協会の役割」と筑波会長。

コロナワクチンが接種途上では人が一箇所に集まるのも難しいが、協会としても地域を盛り上げるのが使命であり、会員とともに密にならないよう知恵を出し合いたいと今後の活動にかける抱負を語った。

「会員間相互に良い情報を共有するのも大切なので、協会としてもその共有を手伝いたい」と筑波会長。

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権禰宜による神社解説

会場となる呉竹荘を管轄する大宮氷川神社の遠藤胤也権禰宜から、同社の特徴などについて解説があった。

「2000年の歴史だけに1時間で話せない」というが、長さ約2kmに及ぶ日本一長い参道に高さ13mでヒノキ製の鳥居としては日本一の二ノ鳥居と、二つの日本一があることをPRした。

旧大宮図書館隣のニノ鳥居は元は明治神宮に建てられたものだが、国内にヒノキの大木がなかったため親睦の深かった台湾の樹齢1300年の同種を輸入して建造に用いたという。

1970年代に落雷に逢い、氷川参道に移設された。

現在、同協会事務所が隣に移転するため倒壊危険性がないか調査中だが、「腐食は認められない」「土台が良くできてる」と状態は良好という。

「大宮の誇りと思ってもらってもいい」と遠藤権禰宜も胸を張る。

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弦楽演奏

レクリエーションとして、さいたま市内で活躍するバイオリン演奏者の芦澤もえさんとチェロ演奏者の土屋美恵さんによる弦楽演奏がなされた。

昨年度のセミナーでも好評だったという。

「まだ君に恋してる」や「リベルタンゴ」など5曲を演奏した。

弦楽器にとって湿気は大敵でこの時期は音が響きづらいが、その都度調弦を入れて美しい音色を奏でた。

「皆の心に音楽のビダミンが残れば」と芦澤さん。

各曲演奏が終わると参加者からも割れんばかりの拍手が起こった。

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