街のお店を守るつながり #大宮デリバリープロジェクト進行中

まだまだ通常通りとは言いがたい状況だが、緊急事態宣言解除を受け日常に戻りつつある昨今。大宮南銀座商店会が進めていたフードデリバリーサービス「大宮味めぐり」も、加盟店舗の営業状況などを鑑みて今週をもって終了になるという。

それでも依然として街の店舗にとっては厳しい状況が続いている。こうした中で大宮地域の店舗間でも結びつきを強めてこの未曾有の危機を乗り切ろうとしている動きも出ている。その一つが#大宮デリバリープロジェクトだ。

#大宮デリバリーとは

プロジェクト概要

大宮飲食店プロジェクトとして、実店舗とSNS上で行われている同プロジェクト。

外出自粛により需要の高まるデリバリーメニューを展開する地域の飲食店を厳選して紹介し、店舗間での相互PRを図る。オルタナティブラウンジや喰心やブリジェラと東口周辺の幅広いジャンルの店舗が名を連ねている。

各店舗に一覧が載ったチラシやポスターを設置し利用客に訴求するだけでなく、SNS上で「#大宮デリバリー」のハッシュタグで拡散協力を呼びかける。

参加店舗一覧

立ち上げのきっかけ

同プロジェクトの発起人となったのが、カキ小屋首領マサオとFISH SAND DELIVERYを運営する村谷太郎さん。

自身の店舗も決して余裕があるとは言えない状況ではあるものの、新型コロナウイルスにより大打撃を受ける飲食店同士でなにか力を合わせ、現状を良くするための取り組みを行いたいという思いから立ち上げに至った。

参加店舗の募集にあたっては、中小の個人店舗に絞って声がけをしていった。そうして、大宮を盛り上げたいという強い想いのある店舗が多く集まっていったという。

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今後の展望

プロジェクト自体は始まったばかりで周囲からの反響は未知数であるが、一枚のチラシで複数店舗のデリバリーが情報が載ってるのは利用者側にとっても利用しやすいことだろう。

今後は店舗同士での横のつながりを強化して各店舗の顧客も共有していき、顧客と店舗が一体となって自分たちの街の店舗を守るんだという意識が広がればと展望を描く。

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読者へのメッセージ

飲食店のデリバリーやテイクアウトにはコンビニ弁当やスーパーの惣菜よりも個性的なメニューが多く、手作りならではの美味しさや魅力がある。
同プロジェクトの参加店舗も個性的な店舗が集まっているので、試してみる価値は十分だ。

「SNSなどで『#大宮デリバリー』で料理の写真などをUPし広めて頂けると幸いです。皆様、どうか応援のほど宜しくお願い致します」と村谷さん。

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