観光案内から移住相談まで 観光交流館
宮沢も泊まった旅館跡
同店のすぐ向かいにあるのが小鹿野町観光交流館。その名の通り、同町を訪れた観光客へ向けて観光情報の提供や地域文化の紹介を行なっている。
八代将軍徳川吉宗の時代に代官の出役所として建てられた同館は、2011年に開館する以前は旧本陣の寿旅館として操業していたのだという。
前回も紹介したように大正時代に宮沢賢治がこの地を訪れているが、その際に泊まったのもその寿旅館で当主の日記にもその旨が書かれている。館内には宮沢に関する展示もある。
土休日開設の移住相談窓口
近年地方創生の一環として地方部での移住促進が盛んになっている。同町でも積極的に移住を推進しており、年間約100名が転入してくるという。
通常は町役場で平日に移住相談を受け付けているが、同館では土休日に移住相談窓口が設けられる。
移住にあたっては仕事や住まいをどうするかが課題になるが、町営住宅の照会や事業所ガイドの案内などで相談者の悩みに答える。相談者の年代は子連れの家族や定年を迎えた夫婦など様々で、目的も都会の喧騒から離れてのびのびしたいや農業をしてみたいなど様々だ。また同町には地域おこし協力隊も多く存在し、町の観光振興や起業などにあたっている。
鉄道駅がなく自動車が必須ではあるが、同町中心部にはコンビニやスーパーマーケットもあり生活で不自由を強いられることは比較的少ない。また東京都心部へも2時間程度で向かうことができ、距離感も程よいという。
加えて、住宅を建てた際に発生する固定資産税の補助など移住者への補助制度も充実している。
詳しく知りたい方へ
同町への移住については同町移住ポータルサイト、地域おこし協力隊については同隊Facebookも参照されたい。
今年1月に東京から家族で、秩父の小鹿野に移住しました🏠
モスクワ生まれ・会津育ちのエレナです🌱
のんべぇなので、どこかのカウンターで見かけたらぜひ声かけてください🐈
おがの徒然日誌▶︎https://t.co/glqYzj5WUI pic.twitter.com/hc1MoeGo7E— - おがの徒然日誌 -秩父郡小鹿野町の移住日誌 - (@chichibukabosu) September 2, 2019
小鹿野町 移住促進動画の撮影風景✨📹
終始和気あいあいと楽しい撮影の中で、
冬だけど機械で風を当てられたり🌬半袖を着たり👚霧吹きで髪を濡らしたり🌧 と、ちょびっとだけ体も張りました!笑
セリフや演技ありでだいぶ恥ずかしいですが、
どんな風に出来上がるのか…どきどきわくわくです😂 pic.twitter.com/csX4d2SRdA— りほ@おがの移住女子 (@riho_ogano) January 5, 2020
合わせて、ツイッター上でも同町へ移住した方々が情報発信をされている。
興味があるという方はのぞいてみてはどうだろうか。
スポット紹介
◇お食事処昭和
- 住所:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1841
- 電話番号:0494-75-1182
- 営業時間:11:30~16:00
- 定休日:不定休
◇小鹿野町観光交流館
- 住所:埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野314番地
- 開館時間:10:00~21:00
- 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)