![【検証】一人当たりの医療費が少ないのも埼玉!みんな病院行ってないの!?](https://i0.wp.com/miteomiya.info/wp-content/uploads/2017/09/bf0604ad57c34f4be045c514d1772e3d_t.jpeg?fit=547%2C340&ssl=1)
お世話になっております
昨日の高齢化に関する分析はいかがでしたでしょうか
なんか、無理やりな調査でしたよねぇ・・・😅
今日は相変わず金欠なので、これに関連した分析をお届けいたします!
本当は1本でやりたかったんですが、テーマが分かれるのと長くなっちゃうので分割しました
一人当たりの医療費が一番少ないのも埼玉!
昨日は100歳以上の高齢者の割合についてお伝えいたしましたが、
それに関連して、こんな興味深いネタも
けがや病気をしたときに皆様が払うであろう医療費。
厚生労働省の発表によると、2015年度に病気やけがの治療で医療機関に支払われた医療費が、前年度比3.8%増の42兆3644億円になり、9年連続で過去最高を更新しているということです。高齢化の進展や医療技術の進歩が主な要因ということです。
ちなみに65歳以上の高齢者による負担額の総額は25兆1276億円となり、全体に占める割合は0.7ポイント増の59.3%にも上りました。
この発表について、またまた興味深い事項が
以下時事通信の記事から
1人当たりでは3.8%増の33万3300円で、医療費全体、1人当たりとも9年連続で過去最高を更新した。高齢化の進展や医療技術の進歩が主な要因で、13、14年度に続き40兆円の大台を突破した。
(中略)
1人当たりの医療費を都道府県別でみると、高知が44万4000円で最も高く、長崎41万1100円、鹿児島40万6900円と続いた。最も低いのは埼玉で29万900円だった。
参照元:15年度医療費、42.4兆円=9年連続で最高更新―高齢化など影響・厚労省 時事通信 2017/9/15)
なんと埼玉県はひとり当たりの医療費が全国最小ということです!
ということは、医療機関に行く回数が少ないのか、それとも単価が低いのかのどちらかということになります。
やはり医療単価が低いのか?
一概には言えないとは思いますが、ちょっといろいろデータを探って調べてみました
一人あたりの受診回数について、データはなかったのですが、
厚労省の同年の調査結果に、受信延日数の項目がありました。
これはひとりのある疾患を治すのに、その人が何日病院に行ったかを人口分足し合わせた指標。
この合計数が大きければ大きいほど、医療活動が活発に行われていると言えます。
この年度の全国平均が約5,485万日でしたが、埼玉県は全国6位の1億2,461日
つまり、人口が多い分、多くの方が日々医療機関に足を運んでいると言えそうです。
ですが、これら1日当たりの医療費を見ると全国平均16,083円に対して、埼玉は15,062円と1万円近く低いのです。
つまり、医療機関の利用単価が低い、ということが言えそうです。
みんな病院に行かないわけじゃなかったのか・・・
やはりあれだけの人口があるわけだから医療機関の数も多いことだろうし、それによって市場原理が働いて価格競争が起きるということなのかな?
あるいは、逆にみんなオプション検診とかを受けていないから支払う受診料が低くなるのか・・・
疑問は尽きません
国民健康保険の医療費のデータベース化を検討中?
さらにさらに、医療とマネーに関連してこんなニュースも
皆様が医療機関で差し出す保険証
会社や役所にお勤めの方は企業や業界ごとに設立されている社会保険に入ることになっておりそこから保険証が支給されますが、自営業やその他の事情がある方は社会保険ではなく、市町村が発行する国民健康保険に加入することになっています。
来年4月からこの運営主体が市町村から都道府県に変わることを契機に、県では現在「医療ビッグデータ」を活用して、市町村ごとの特徴を考慮した独自のデータベース化を検討しているようです。
以下、産経新聞の記事から
国保には75歳未満の自営業者に加え、所得の少ない年金生活者や非正規労働者ら約3200万人が加入。保険料収入が少なく、慢性的な赤字体質が続いている。
多くの市町村が一般会計から赤字を補填(ほてん)。国保財政の安定化を目的に、国は約3400億円を国保に投入し、運営主体を都道府県に移管することになった。
ただ、移管後は自治体によって保険料が増加するとみられており、埼玉県は63の全市町村で上昇する可能性があると試算。加入者の負担が増えるとの懸念もあり、国民健康保険団体連合会(国保連)などが所有する健診データやレセプト(診療報酬明細書)データなどをもとにデータベースの構築を検討するという。
上田知事は「糖尿病が重症化し人工透析が始まれば、医療費は透析前の10倍に当たる年500万円ほどかかる。身体的にも経済的にも大きな負担になる」と指摘。「国保連のデータを活用し、市町村の介護予防などの取り組み状況を関連させる」と明らかにした。
医療機関を受診しない人に受診を勧めたり、通院患者を対象に保健指導を行ったりしているが、今後は介護分野などにも拡大。地域によって異なる受診率や要介護認定率などをきめ細かく把握し、赤字削減や医療費の適正化につなげたい考えだ。東京都の関係者らが、関心を示しているという。
(引用元:国保に医療ビッグデータ 地域差把握、赤字削減に活用 埼玉県がDB化検討 産経新聞 2017/9/19)
特にどういったところで医療費が多く発生しているのかを視覚化して、それをもとに疾病の予防を打つということですね
社会保険の方はどうなるかわかりませんが、いつか我々が医療機関を受診したことでがみんなの健康につながる、なんて時代が来るのかもしれないですね
やはり元気が一番!
私も父が昨年前期高齢者の仲間入りをし、いよいよもって高齢化社会の一翼を担う存在となりました。
それだけに、この高齢化も他人ごととは思えないです。
無理やり調査したところではありますけど、命あっての物種。
これから年金の受給年齢も上がっていくことでしょうが、できる限り長生きして、人生を謳歌したいものです。
何より、アルディージャがしっかりタイトル獲るまでは死ねない!
以上長くなりましたが、お付き合いいただいてありがとうございました!
皆様も、お元気で!