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日本と感覚も大きく違うシリア

砂漠の一家と生活

モンゴルでの経験から自然の中で暮らす人々の姿を撮ろうと、中東の砂漠を旅していた同氏。そんな同氏が行き着いた先がシリアです。

古代メソポタミア文明の発祥地にしてシルクロードの交易拠点としても栄えた国です。

 

世界遺産にもなっているパルミラの町を訪れた同氏は2008年からその近郊の砂漠で暮らすアブドュルラティーフ一家と生活を共にします。4世代70人近くが生活している同家ではラクダの遊牧はもちろんレンガの製造や果樹園の経営など様々な事業を展開していました。

日本人とシリア人では生活スタイルが大きく異なり、宗教もイスラム教を信仰しているため自分の人生が神様によって決められると運命を強く信じている人が多いそうです。

シリア人にとって幸せな人生とは?


そんなシリア人にとって幸せな人生とはゆとりをたくさん持つことであり、人生で最も大切なものは家族と同氏は言います。

例えばちょっとコーヒーを飲もうと誘われたものの、1時間ほど話し込んでそこからコーヒー豆を買いに行き、それを炒って粉にして3時間ほど経ってやっとコーヒーができあがるといったことがあったそうです。

そこからコーヒーを飲むことよりもそのコーヒーを飲むまでの時間を共有するというゆとりが、彼らにとって大切なのだと同氏は気づきました。

イスラムの習慣に隠された意味

そして前述したように、イスラム教を信仰するシリア人。

彼らの実践する六信五行の習慣には断食も含まれていています。これにはものを食べないことで貧しい人の気持ちを知ることができ人に優しくできるのと、貧しい人がいた場合に喜んで差し出そうという気持ちを養おうという意図があります。

同氏も実際に経験しましたが、最初の3日間は辛いものの次第に慣れてきたそうです。

またイスラム教というと女性が肌を隠さなければならないという決まりが有名ですね。これには男女の性は家族の中で楽しむべきであって、外に向けてアピールするものではないという意味があるのだそうです。

 

そしてこの後シリアでは国民の約半数が命を落とした内戦が繰り広げられるのですが、それは次回へ…。

 

つづく

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