人形製造の街としての岩槻ー小木人形
つづけて、岩槻工業団地内に拠点を置く小木人形にも話を伺った。
同社は初代小木安次氏により、大正期の1916年に岩槻駅前で創業。二代目小木和一氏が、日本全国へ岩槻の人形頭を啓蒙した。1972年に現在の株式会社となり岩槻工業団地内で雛人形全般の製造・卸業に注力する。
その後は駅前店舗も同団地内に移り、1993年には3代目の小木一郎氏が代表を務める。
岩槻人形の魅力とは?どういうところを意識して見てほしいか?
岩槻は昔から人形製造メーカーの町であり、浅草橋などの人形の町とは異なり、そこを意識してもらいたいです。
今回の開館にあたり、どのような思いを抱いているか?
博物館ができると、一般のお客様がたくさんお見えになるので、人形の町岩槻がもっと知られると思います。
開館にあたって取引先や顧客からの声も変わってきているか?
開館してからどう反応するかは、これからだと思います。
今後岩槻人形や岩槻の街がどのように発展していってほしいと思うか?
人形と一緒、地下鉄も来るようになると、この辺では岩槻は一番栄えてなかったので、遅ればせながら賑わう町になると思います。
つづく
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