女性の可能性を示すコンテスト

美だけが選考基準にあらず

前置きが長くなりましたが、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、1951年にイギリス・ロンドンで第一回大会が行われて以来、64年にわたって毎年開催されているミスコンテストがミス・ワールドです。日本はもちろん世界131ヵ国の参加を誇ります。

ミスコンテストというとやはり美貌が評価ポイントなのかと思いきや、同大会のスローガンは「目的のある美」。すなわち美貌はもちろんのこと、趣味や慈善活動などを通じた知性や個性も選考の基準となっています。

大会を通じて貧困支援を含めた国際貢献はもちろん、女性の尊厳や地位の向上を図るのがこの大会の目的です。

ここで決まる埼玉代表

毎年世界大会には日本代表が参加をするのですが、その日本代表への挑戦権を獲得するファイナリストを全国で選出します。

そのうち埼玉代表を決める予選会として、ミス・ワールド・ジャパン2019埼玉大会が来月3/26(火)に大宮ソニックシティで開催されることとなりました。

ここで見事予選を勝ち抜いた方が日本代表ファイナリストへの切符を手にします。なので、ここから日本代表として世界を舞台に羽ばたく女性が出てくる可能性があるというわけです。

なお日本代表選考会は夏に開催され、世界大会は秋に開催される予定です。

埼玉出身者もエントリー

エントリー対象は昨年7月1日時点で満16歳6か月から26歳までの年齢であり、日本国籍を保有する未婚女性。出身地や居住地は埼玉ではなくても大丈夫なのだそうです。

事前に面接や審査を行い、見事勝ち抜いた13名の女性が参加することとなりました。

そして参加する女性は上の画像の13名。お名前は左上から以下の通りです。

伊藤麻衣さん、榎本彩海さん、北島瑠果菜さん、熊澤美紅さん、★坂入みずきさん、佐竹紗矢香さん、★関千尋さん、中村玲実さん、橋本明夏さん、平山ゆいさん、松澤ひかるさん、★矢野日南子さん、★矢部みゆきさん(五十音順、★は埼玉県出身者)

過半数ではないのですが、埼玉県出身の方も含まれていますね。

13名の詳しいプロフィールは後述するイベント情報にリンクがある大会HPをご参照ください。

特別審査員はあのOG

そして同大会の司会を務めるのは、さいたま市の広報番組「のびのびシティさいたま市」などにも主演経歴のある地元出身のタレント星野みづきさんです。

そして特別審査員を務められるのが、ミス・ワールド・ジャパン2018準日本代表・タレント部門1位の高橋紫微さんと、ミス・ワールド・ジャパン2018実行委員賞・マナー部門1位の小代田萌花さん(上画像中央)です。

小代田さんといえば、昨年12月のさいたま国際マラソンの際にもボランティアとしてご活躍されていたのが記憶に新しいですね。

果たして13名の参加者のうち誰がファイナリストの座を射止め、世界への切符を手にするのか注目です!

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イベント紹介

ミス・ワールド・ジャパン2019埼玉大会

  • 開催日時:2019/3/26(火) 17:00~19:00
  • 開催場所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティ小ホール
  • チケット:A席¥7,500、B席¥5,500円(※当日券は前売り料金の¥500増し)
  • チケット購入方法:公演チケットサイト「Confetti(カンフェティ)」より申し込み可能

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書き終えての所感

就労以外にも医学部入試での差別のように、まだまだこの社会には女性の社会進出を妨げる要素があると思います。
昨今F1でグリットガールが廃止になるなど、このようなイベントに対する風当たりもやや厳しくなっているのではと感じることもあります。

しかし、女性の社会進出がまだまだ発展途上な中で、このイベントで女性として自分らしく輝く出場者の姿から同じ女性の皆様に「自分も頑張ってみよう」と思わせることでしょうし、受け入れる社会に対してもこのように輝いている女性がいるということを示す絶好の機会になることと思います。今回のイベントには女性の社会進出と経済活性を促す「ウーマノミクス」を展開する埼玉県も協賛しています。このイベントを機にウーマノミクス運動がますます加速していくことを祈りたいです。

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