「ジェトロ埼玉」今秋設立?

最後にさいたま市に限らず埼玉県全般のニュースですが、こんなニュースがありました。

県が県内企業の海外展開を後押しするため、日本貿易振興機構(ジェトロ)の事務所を県内に誘致することが7日、関係者への取材で分かった。今秋以降、大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区)に「ジェトロ埼玉」の開設を目指している。

〜中略〜

国内市場の縮小で県内企業も海外への販路開拓が必要となっている。これまで県産業振興公社や上海、ベトナム、タイのサポートデスクが県内企業の海外展開を支援してきたが、県は海外54カ国74カ所に事務所を持つジェトロを誘致し、ニーズが高い欧米への販路を拡大したい考えだ。

全国に事務所を展開するジェトロだが、埼玉県は都内に近いこともあり、唯一拠点を置いていない。県内の経済団体や自治体なども早期開設を求めているという。県は、ジェトロ埼玉の開設で県内企業の先端製品や県産の日本酒、農産物の輸出支援を期待している。

〜以下略〜

(「埼玉県、企業の海外展開促進へジェトロ誘致」 2019/2/8 産経ニュース)

埼玉県が県内企業の海外進出を後押しするため、日本貿易振興機構(ジェトロ)の事務所を県内に誘致するというニュース。今秋に大宮ソニックシティへの設置を目指します。

我が国の貿易振興を行う代表的な機関がジェトロですが、実は都心が近い埼玉には意外なことに全国で唯一事務所が設けられていないのだそうです。それまで埼玉の他に奈良になかったのですが昨年12月に開設されたことから、埼玉が全国唯一のジェトロ空白県になっていました。

これまでは県産業振興公社や各種サポートデスクがタイやベトナムなどへの進出支援を行ってきましたが、ジェトロが埼玉に設立されることで欧米への進出が期待できます。

確定事項ではありませんが、県内の産業振興のためにも何としても実現させてほしいニュースでした。

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書き終えての所感

こと飲食業や小売業では厳しい状況が続いていることが資料から見えてきますが、建設業が新築住宅やマンションの開発などで景況が上がっていることを考えれば、定住人口や労働人口の増加から売上増に転じる可能性もあります。
消費増税や個人消費動向の変化など不安材料は多いですが、うまく地域内で経済循環を起こしていければそれに越したことはないです。
なので、事前に開発計画を察知してそこから新サービスを生み出したり営業体制に変化をつけてみたりと、地域内での顧客囲い込みを行うことが一つのポイントなのかなという思いです。
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