6回に及んだ飯能市のご紹介は今回で最終回となります。フィナーレを飾るのはこのスポットです!
埼玉にできた新たな名所
続々と来るバス
天覧山からさらに北に3kmほど進み、ついに到着したのがメッツァです!
以前もサイト内でご紹介させていただきましたが、あけぼの子どもの森公園同様ムーミンを題材にしたテーマパークとして、飯能市北側にある人工湖・宮沢湖畔にオープンした同施設。メッツァとはフィンランド語で「森」という意味で、同国にあるムーミンワールドを除けばムーミンを題材としたテーマパークとしては世界初のものになります。
昨年11月に主に販売や飲食物の提供を行う入場無料のメッツァビレッジがオープンし、去る3/16にムーミン谷を再現したテーマパークゾーンのムーミンバレーパークがオープンしました。
湖と調和したテーマパーク
地産地消に挑むテーマパーク
今回は入場無料のメッツァビレッジを扱っていきますが、入ってすぐ右手には物販を行う2階建てのマーケットホールがございます。
以前もお伝えしたように飯能を始め埼玉でできた農産物や名産を扱うテナントが多いのが同施設の最大の特徴。
そのうちの一つである「VEGE TOWER(ベジタワー)」では、店長自らが人参の着ぐるみで接客に当たるなどとても楽しい青果店です。
扱う商品には青森や千葉など他地域産のものはもちろん、埼玉県内や飯能市内で作られたものも多くあります。値段も1〜300円ほどでスーパーと同じくらいの価格帯です。
他に十万石まんじゅうなど埼玉の名産グルメを集めた丸広百貨店プロデュースの「Moi SAITAMA」、そして日高市に本拠を置くご存知サイボクなど、とにかく地域に密着したテナントが数多く入居しています。
それにしても外国人観光客が多数来訪しムーミン谷がすぐ近くにあるというのに、「埼玉産」の文字。ガラス越しに遠くのムーミンバレーパークを見ながら、「名物がない」などと言われた埼玉についにこんな時代が来たのかと個人的には非常に込み上げてくるものがありました。
現地直輸入のグッズも販売
そんな地域色の強いテナントに混じって、ムーミンの故郷である北欧の生活雑貨を扱うテナントも多く存在します。
特にマーケットホール棟の2階にはそのようなテナントが数多く存在しています。
扱っているのはバッグや食器、服飾品に小物入れなど様々です。落ち着いたシンプルなデザインで、生活にアクセントを加えてくれることでしょう。
なおマーケットホールの奥には2階建てのヴァイキングホールがあり、こちらには無添加天然素材にこだわるラーメン店「AFURI」や北欧直輸入の焙煎豆を用いた関東初進出の「ROBERT'S COFFEE」といったテナントが入居しています。