狭山市を中心にハンドメイドのアクセサリーを手がける橙猫(だいだいねこ)。
自宅1階を改装した本店をはじめ、県内各地のレンタルボックスやハンドメイドイベントなどに出店し人気を集めている。
橙猫という名前が印象的だが、その背景に隠された秘密とは。
店舗を立ち上げた経緯
同店立ち上げは、10年前に遡る。
自分が作ったアクセサリーで、一人でも多くの人を笑顔にしたいという思いから、販売を開始した。
各種ハンドメイドイベントや委託販売を経て、2年ほど前に店舗を構えるに至っている。
(同店ブログより)
入曽駅近くの自宅一室を店舗に改装した小さな店舗ではあるが、作者にとっては宝物を詰め込んだ店舗であり、地域の人々との交流の場にもなっている。常に数百点の作品を揃えている。
また、趣味の店ドリーム(狭山市狭山台)や川越体験工房青い鳥(川越市幸町)においてレンタルショーケースで委託販売を行う。
店名に込めた思い
「橙猫-daidaineko-」のブランド名は、作者が好きな物語の登場人物から転じて出来たものという。
作者自身が大の猫好きで、猫モチーフのアクセサリーが多いので、ブランド名に「猫」は必須だった。その上で、「不器用ながらも、頑張って成長していく物語の登場人物」をヒントに名前を付けた。
「その登場人物のように、不器用でも常に成長していきたい」と言う。
商品づくりでこだわる点
同店のメインは猫モチーフとネイル風のレジンアクセサリー。キーホルダーやイヤリング、手鏡など様々手がける。
そんな同店のこだわりは、「オリジナリティ」。オリジナリティにこだわるあまり、時にはアクセサリー型から制作し、また時にはアクセサリーに本来使わない素材を試すことで、新たな技法を生み出す。
一番人気の猫のキーホルダーは、まさにオリジナルの型とオリジナルの素材を組み合わせた作品で、ロングセラーを記録している。
客からの反応
そうしてこだわり抜いた作品には、「とても可愛い」という言葉がたくさん寄せられている。
以前購入した作品を身につけて来店する者もおり、「友人も欲しがったので」と再購入してもらった時には本当に嬉しい思いでいっぱいになるという。
「うちの猫はこの柄なので、作って欲しい」という言葉から、新たなデザインが生まれることもある。
また同店で手がけた作品については修理やパーツ交換は永久無料となっている。その点においても安心度は高い。
今後やってみたいこと
今後は、猫だけでなく、犬やウサギなど、様々な動物を取り入れたアクセサリーを計画している。現在はウサギのオリジナルの型を作っている最中とのこと。
そして、ネイルアートを取り入れたアクセサリーの制作にも取り組んでいきたいとしている。ネイルアートの専門書を読みながら、試行錯誤しているということだ。
実際に手描きで和風の椿柄ピアスを作ったところ大好評を収めたと、感触も上々だ。
読者へのメッセージ
先日まで浦和パルコにも出店していたという同店。特にミニ猫のピアス&イヤリングが好評で、追加納品に行く機会も多かったそうだ。
本店では定休日無しで営業するが、来店予約もできる。予約した者には、アクセサリーのプレゼントや作家本人の出迎えなど特典がある。
「店舗へお越しの際は、感染症等に十分お気をつけ下さいませ」と同店。
店舗紹介
- 住所:住所:埼玉県狭山市大字南入曽522-2
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:無休
- 電話番号(予約用):090-2698-2022
- メール:ocoralcat356@gmail.com
- 備考: