1964から2020へーオリパラと共にある自衛隊

センター内に眠る当時のお宝

さて、同センターの2階には陸上自衛隊全般やその成り立ちを紹介するコーナーがございます。

前回東京でオリンピックが行われたのは高度経済成長期の1964年ですが、その時も自衛隊は会場の運営や隊員の競技出場といった形で協力しています。

「おいしゅうございました」の遺言で有名な円谷幸吉氏や三宅宏実選手の親戚にあたる三宅義信氏も同隊に所属しながら競技に出場していました。

そんな同センター内にはこんなものも。これはあの有名な開会ファンファーレを演奏したトランペットです!

あの演奏にも自衛隊の音楽隊が携わっていたようですよ。

さらにすごいのはこちら。1964年大会で使用された聖火トーチです!こんなものが展示されているのも同センターならではと言えそうです。

桜の花びらを象った2020年大会版の聖火トーチも話題になっていますが、朝霞市も聖火リレーの走行ルートになっています。来月末まで聖火リレーのランナーも募集していますので、気になる方は県の大会特設ページからどうぞ。

東京大会以降も、同隊は1972年の札幌大会や1998年の冬季・長野大会にも協力しています。

それらの展示とともに、コーナー内には同隊がイラクなどで実施したPKO(平和維持活動)についても紹介がされています。

駐屯地で繰り広げられる熱戦

そして同地自体もオリンピック・パラリンピックに大いに関係があります。

もう語るまでもないでしょう。この朝霞駐屯地自体が2020年大会の射撃競技の会場になっているのです

オリンピック・パラリンピックとも、通常は入れない敷地内にある訓練場を用いて競技が開催されます。

なお前回1964年大会でも同地は射撃競技の会場となっており、2大会連続で会場になる予定です。

果たしてどのような熱戦が繰り広げられるのか、今から楽しみですね!

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スポット紹介

陸上自衛隊広報センター(朝霞駐屯地内)

  • 住所:埼玉県朝霞市栄町4-6
  • 電話番号:03-3924-4176
  • 開館時間:10:00〜17:00
  • 休館日:月曜日・第4火曜日・年末年始・その他不定休
  • 備考:隣接する振武台記念館の見学は時間帯に注意(隊員同行ツアー11:30〜12:30/14:30~15:30、自由見学13:00〜14:00)

同市の紹介は次回でラスト。

最後は忘れちゃいけないあのイベントをご紹介しますので、お楽しみに!

つづく

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ギャラリー

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