
長引くコロナ禍や物価高にウクライナ侵攻と様々なことがあった2022年が幕を閉じ、2023年がいよいよやってきた。
氷点下に冷え込むも晴天に恵まれた元旦朝には、見沼代用水脇に位置する見沼自然公園・さぎ山記念公園(さいたま市緑区南部領辻)においても初日の出が観測された。
初日の出で2023年幕開け
氷点下で池もカチコチ
6時10分ごろの見沼自然公園では、まだ日は上がっていないものの朝焼けで徐々に空が明るくなりつつあった。
この日の最低気温は-2度と氷点下にも落ち込み、同公園内の池もすっかり凍ってしまった。手前の広場にも霜がおりるなど、この時期らしい光景となった。
朝早い時間だけに同公園内での人影はまばらだが、ウォーキングに勤しむ者の姿も見られた。凍てつく池でも、カルガモたちは凍っていない箇所で元気に泳ぎ回り、飛び立つ場面もあった。
日の出前から釣り人も
諏訪橋を挟んで隣接するさぎ山公園においては、公園中央の釣り池に釣り人の姿も。同池ではヘラブナなどを釣り上げることができる。朝早くからセッティングし、新年一発目の釣果を狙っていた。
池自体は凍っていなかったが、近くの土壌や芝生広場には霜がおり日の出が待ち遠しくなる。
凍った池と初日の出で幻想が
日の出時刻は6時51分だったが、両公園では7時10分頃より初日の出を拝むことができた。
低地にあるさぎ山記念公園の周囲には高い木々も立つが、時間が経つにつれて東の空より太陽の光が差した。木々の間を縫って心地よく降り注ぐ太陽光で夜の闇が明るく青く染まった。
凍った水面にも太陽がうっすらと反射し、幻想的な光景を広げた。この時間になると初日の出を拝みに来た人々の姿も10名ほど見られ、池の上に光る初日の出をバックに写真を撮る者もいた。
弊紙「武蔵野新報み〜て大宮」年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
昨年2022年は依然として続くコロナ禍をはじめ、ロシアによるウクライナ侵攻や物価高、北朝鮮の弾道ミサイル発射と様々な出来事がありました。
国内や地域においても安倍晋三氏の暗殺や大宮駅東口での火災、鳥インフルエンザの蔓延と不安な出来事が多くあったのも印象的でした。
弊紙は10月ごろまで更新を中断しておりましたが、兼ねてからの目標であった法人化へ向けて地域における確固たる情報源として再出発を果たし、今に至っております。
弊紙を取り巻く環境も決して優しいものではございませんが、「埼玉のアイディアで共生共助のサステナブルな世界の実現」という理念の実現に向けて、本年2023年も情報発信に努めてまいります。
社会経済における地域のアイディアを集め紹介していくことで、何もないとされる埼玉という地域が優れた地域であることを示し、日本社会そして世界の再生・創造に向けた一助になることを念頭に活動してまいります。
地域や読者の皆様におかれましては、日々のご愛読・ご愛顧に感謝申し上げるとともに、本年も倍旧のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様にとって、本年が少しでも輝ける年となることを信じております。
2023/1/1 元旦
武蔵野新報社 代表
長野 純