地域照らす青き光 第5回希望のちからイルミネーション9/12まで

未だ新型コロナウイルスの感染拡大が続くが、大宮ソニックシティ前の鐘塚公園で第5回希望(ゆめ)のちからイルミネーション(主催:埼玉中央青年会議所、共催:さいたま商工会議所青年部)が9/12までの毎日18:00〜21:00に開催されている。

初日となった8/29(土)には点灯式が開催され、同公園が青き光に包まれた。

点灯式の模様

開催の狙い

例年6〜7月に開催され、今年で5回目を迎える同イベント。

さいたま市や上尾市や伊奈町と同会が活動する地域に新しいシンボルをということで地域ブランドの一環で企画され、例年多くの注目を集めてきた。

同ウイルス感染拡大により今年度分の開催も危ぶまれた。しかし感染防止に関して地域各所からアドバイスをもらい、今回の開催に至った。

点灯に先立ち挨拶する同会の佐々木隆浩理事長

 

今回のテーマは「LIGHT IT UP BLUE」。最前線で働く医療従事者への感謝・労いの意味を込め、MAKE IT BLUE JAPAN実行委員会とパートナーシップを組みイルミネーションLEDに青を用いた。

ソーシャルディスタンスを保ち、停滞している地域が少しでも明るくなればと佐々木会長。

各位挨拶

共催となるさいたま商工会議所青年部の本橋岳晴会長も、点灯に先立って挨拶に立った。

同会議所青年部と同会は組織は違えど、地域を愛する団体としてともに盛り上げれいければと活動への想いを語った。

加えてさいたま竜神まつり実行委員会の平田利雄会長も挨拶に立った。

この中で「今年はイベントができないが同イベントが市民や全国へ発信できる企画になれれば」と言葉を述べた。

同会議所青年部は物販、同まつり実行委員は竜神の展示という形で今回の開催にも関わっている。

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行く夏に圧巻のイルミネーション

カウントダウンの元、三者が点灯ボタンを押していよいよイルミネーションが始まった。

青く染まった公園

日没とともにすっかり暗くなった公園を青き光が包む。

花火や祭事なども軒並み中止になったが、約8万個のLEDが照らすイルミネーションは圧巻。医療従事者への感謝に満ちたその光は、明るくもあり神々しくもあり涼しげだ。

会場に訪れた人々からもマスク越しに笑顔がほころび、手持ちのスマホで写真を撮る者の姿も多く見られた。

スマホでイルミネーション

今回の開催では、浅見俊哉氏によるワークショップも行われている。手持ちのスマホのライトに色セロファンをかぶせ、そのスマホを振ることでハートや星などのアートを作ろうというものだ。

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参加者もスマホを振り、想い想いのアート作りを楽しんでいた。

同氏も今年開催のさいたま国際芸術祭で市民プロジェクトに携わる予定だったが、あいにく同祭も中止になった。それでもこのようなイベントを通じて元気を伝えていければとしている。

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読者へのメッセージ

「今回のイルミネーションを通じて、新型コロナウイルスで心が沈んでいる人々に少しでも前を向いてもらえれば」と佐々木理事長。

この苦境下においては、どういった情報が正しいかしっかり見極めることが大切で、その中でどのように暮らしていくか考えながら行動していくのが望ましいとしている。

今回の開催にも多くの苦難があったが、青年会議所の活動自体は止めてはならないものであり、会議も多いためいち早くzoomを導入するなど会としても感染対策に力を入れてきた。

同会では地域の2〜40代の青年が地域での街づくりや人づくりに日夜取り組んでおり、「ぜひSNSなどを覗いてもらえれば」としている。

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