
開会まで200日を切った東京オリンピック。一部競技は埼玉県でも行われるが、バスケットボールもその一つだ。
同大会が待ちきれないという方に向けて、バスケのススメ。
空前の埼玉バスケイヤー
男女とも埼玉で開催
今大会で県内で開催されるのは4競技。
バスケットボールもその一つだが、男女とも予選から決勝までの全試合でさいたまスーパーアリーナが会場になる。
7/26から予選が始まり、男子決勝が8/8で女子決勝が翌8/9の予定だ。
なお県内で開催される競技としては、他に射撃・サッカー・ゴルフがある。
県内のプロバスケチーム事情
翻って県内では、中学校などの各学校やクラブチームでバスケが盛んに行われている。
そして、サッカーや野球と同じくプロのバスケチームも2チーム存在している。
それが所沢市を中心に県全体をホームタウンとする埼玉ブロンコスと越谷市をホームタウンとする越谷アルファーズだ。
バスケのリーグ・BリーグもJリーグと同様B1リーグを頂点にB2・B3とカテゴリが存在するが、ブロンコスは現在B3にアルファーズはB2に所属している。昨年までは両チームともB3におり「埼玉ダービー」も見られたが、ブロンコスはB3残留の一方でアルファーズが入替戦を制して昇格したため今季はお預けとなった。
一足先に、埼玉でバスケ
オリンピックにより空前のバスケイヤーが到来した埼玉。そこで先日1/4に所沢市民体育館で開催されたB3リーグ・埼玉ブロンコスvs東京サンレーブスの試合を実際に観戦し、観戦の魅力を体感した。
所沢での年内初戦
会場となった所沢市民体育館は西武新宿線新所沢駅より徒歩10分ほどの場所にある。航空発祥の地・所沢らしく、横から見ると翼を広げた飛行機のようにも見える。
2004年の彩の国まごころ国体に合わせて整備された同館は、ブロンコスのホームアリーナとなっている。
こちらが会場となるメインアリーナ。
お正月連休に開催された同試合はブロンコスにとっての年内初戦。幸いなことにホームの埼玉で迎えることができた。
埼玉バスケイヤーの幕開けを飾るといっても過言ではない。
選手に負けぬ躍動 チアリーダーズ
年内最初の試合ということもあり、試合に先立ってイベントも多数行われた。
中でも目を引いたのが、チームの公式チアリーダー「ブロンコスチアリーダーズ」によるダンスパフォーマンス。
試合中での応援はもちろん、ハーフタイムなど試合の合間にも会場を盛り上げるのが大きな役目だが、メンバー9名統率の取れた動きで観るものを魅了する。
選手にも負けないほどの躍動を感じた。
ユニット名は失念したが、同グループのメンバーが指導を行なっているという地元のキッズチアユニットも前座としてパフォーマンスをみせた。
この後に出てくる指導者に負けんと言わんばかりの気迫も感じた。
名物のアリーナグルメ
サッカーや野球ほどではないが、会場前では飲食物やチームのグッズ類などの物販も行われた。
飲食物としてはドリンクや焼きそばなどの軽食や弁当類を販売していたが、特に好評というのが豚汁。
1杯¥150とお手頃な価格ながら、身体も温まりこの時期には外せない一品だ。弁当類と一緒だと¥100で購入できるのも人気の秘訣か。
ちなみに会場でアルコールの販売はなかった。試合や会場によって販売する場合としない場合があるようだ。